特許
J-GLOBAL ID:202303019777234550

α線放出核種の多核種同時分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  西澤 和純 ,  飯田 雅人 ,  春田 洋孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-182438
公開番号(公開出願番号):特開2023-070337
出願日: 2021年11月09日
公開日(公表日): 2023年05月19日
要約:
【課題】煩雑な工程を必要とせずに、α線放出核種を同時に複数種定量分析することができる方法を提供する。 【解決手段】固相抽出用樹脂を備えたカラム2に試料溶液を導入し、カラム2の固相抽出用樹脂に試料溶液に含まれるα線放出核種を吸着させ、固相抽出用樹脂に吸着されたα線放出核種をグループごとに溶離液に溶出させ、当該溶離液を霧化してプラズマイオン源5に導入してイオン化し、当該イオン群に酸素又はアンモニアを導入して、それらガスとの反応により当該元素のイオンの質量を変換し、次いで、四重極マスフィルター9において特定の質量数を持つイオンを除去し、四重極マスフィルター9を通過したα線放出核種の特定信号を測定する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のα線放出核種を含む試料の分析方法であって、 前記複数のα線放出核種のうちの少なくとも一つを吸着する固相抽出用樹脂を備えたカラムに当該試料の溶液を導入し、 上記固相抽出用樹脂に当該試料の溶液に含まれる当該複数のα線放出核種の少なくとも一つを吸着させ、 上記固相抽出用樹脂に吸着されたα線放出核種を溶離液に溶出させることで、前記複数のα線放出核種のうちの少なくとも一種を分離する工程と、 当該溶離液を霧化してプラズマイオン源に導入してイオン化し、当該イオン群に酸素ガス又はアンモニアガスを導入して当該イオン群に含まれるα線放出核種の少なくとも1種のイオンの質量を変換し、次いで、四重極マスフィルターを通過した特定の質量の信号を測定することを特徴とする複数のα線放出核種を含む試料の分析方法。
IPC (1件):
G01N 27/64
FI (1件):
G01N27/64 A
Fターム (5件):
2G041DA14 ,  2G041FA21 ,  2G041GA03 ,  2G041GA09 ,  2G041LA08

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