抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
概ね2000年以降,多くの近地球物体(NEO)がいくつかの系統的調査観測プログラムによって発見されてきた。発見されたNEOsの大部分は数百メートルより大きいが,100メートル以下の多くのNEOは未発見のままである。NEO探査観測の場合,従来の「ブリンク法」では,高速で移動する物体からの光子が2次元検出器上の数ピクセルに広がる(トレイルロス)。したがって,地球に非常に接近する小さなNEOなどの高速で移動する暗い天体は,軌跡の損失のために検出することが困難である。トレイルロスの影響を除去するには「スタッキング法」と「Tomo-e Gozen」カメラが有効であり,これらの方法により多数の小型NEOが発見されている。より暗くて小さいNEOを多く発見するために,Tomo-e Gozenカメラにスタッキング手法を適用する予定である。(翻訳著者抄録)