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J-GLOBAL ID：202402278554863086   整理番号：24A0174115

三相界面を有する電解セルを用いたRuナノ粒子触媒による低温常圧下でのアンモニア電解合成

Ammonia electrosynthesis at low temperature and atmospheric pressure using Ru nanoparticle catalysts in an electrolytic cell with three phase interface

著者 (4件)： 安田雄俊 (東京工高専) ,  城石英伸 (東京工高専) ,  松本遥 (東洋大) ,  蒲生(西谷)美香 (東洋大)
資料名： 日本太陽エネルギー学会講演論文集(CD-ROM)  (Proceedings of JSES Conference (CD-ROM))
巻： 2023  ページ： ROMBUNNO.13  発行年： 2023年11月16日 
JST資料番号： G0271B  ISSN： 2758-478X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電解合成による自然エネルギーのアンモニアへの実用的な変換を目的とする,Ru/TiO₂触媒の開発について報告した。本研究では,電流値と安定性を高めるために電解合成セルの構造を改良した。本研究はまた,触媒の活性部位の調査,Ti-O-Ru結合を有するRu/TiO₂触媒の窒素還元能力と,前期結合が欠落しているRu/KB/TiO₂触媒との比較,並びに前記能力のpH依存性の評価に焦点を当てた。Nafion膜とカーボン紙の接着の強化は,著しい改良をもたらし,電流値を100倍まで増加させた。両触媒はpH7でアンモニア生成速度とFaraday効率の増加を示した。注目すべきことに,Ru/TiO₂/CP触媒は23倍高いアンモニア生成速度とFaraday効率を示し,触媒活性部位としてのRu-O-Ti結合の機能的役割を強調した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： フッ素樹脂 ,  陽イオン交換樹脂 ,  電解合成 ,  *化学合成 ,  *アンモニア ,  触媒活性 ,  *ルテニウム触媒 ,  酸化チタン ,  活性部位 ,  電解槽 ,  ナノ構造 ,  還元性 ,  pH依存性
準シソーラス用語： Nafion ,  *アンモニア合成 ,  ナノ触媒 ,  固体酸化物型電解セル

分類 (2件)： 窒素とその化合物  (YB02050S) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (6件)：

• 今野龍刀,城石英伸,白石美佳,蒲生西谷美香,電析法によって調製したRu/TiO₂触媒を用いた低温常圧下における電気化学的窒素還元,日本太陽エネルギー学会 2021年研究発表会(2021年,11月),オンライン開催.
• Daba Deme Megersa et al., Int. J. Hydrogen Energy, 47, 15687-15694, (2022).
• J. F. Moulder, W. F. Stickle, P. E. Sobol, K. D. Bomben, Handbook of X-ray Photoelectron Spectroscopy, 72-73, 86-87, 114-115 (1995), ULVAC-PHI, Inc., Kanagawa.
• Peipei Wu et al, Chemical Engineering Journal, 475, 146051(2023)
• Shan Cheng et al., J. Energy Chem., 39, 144-151, (2019).

タイトルに関連する用語 (9件)： 三相界面 ,  電解セル ,  Ru ,  ナノ粒子 ,  触媒 ,  低温 ,  常圧 ,  アンモニア ,  電解合成