抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,現在,日本で行われているROSES(Relevance of Science Education-Second)のデータを用いて,中学3年生の科学への興味の男女差が,前回調査のROSE(2003)からどのように変動したかを明らかにすることを目的としている.比較した結果,ROSE調査からROSES調査の20年の間で科学への興味は全体的に増加傾向であると推察された.また,男女差に着目した場合,女子が興味を示す項目としては医学・医療や疑似科学等に関する項目であり,男子が興味を示す項目としては,理科学習における化学分野,科学技術等に関する項目であった.これらの傾向はROSEと同様の傾向であり,特に大きな変動はないことが推察された.(著者抄録)