特許
J-GLOBAL ID:202403003098185765
遺伝子分析方法、遺伝子分析装置、及び遺伝子分析用キット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
弁理士法人平木国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-097908
公開番号(公開出願番号):特開2023-184021
出願日: 2022年06月17日
公開日(公表日): 2023年12月28日
要約:
【課題】キャピラリー電気泳動法でのフラグメント解析による遺伝子変異の検出において、標的の遺伝子配列の含有比を蛍光強度の大きさから定量的に求めることができ、特にがん診断に必要となる野生型に対する変異の存在比、又は、遺伝子変異の頻度を定量することができる、遺伝子分析方法と、その方法に基づく遺伝子分析装置、及び遺伝子分析用キットを提供する。
【解決手段】標的塩基配列を検出するための一塩基伸長反応用プライマーと、蛍光色素を有する一塩基伸長反応用の基質とを用いた一塩基伸長反応を行う工程、前記一塩基伸長反応の反応物を電気泳動に供する工程、前記電気泳動の移動度と前記蛍光色素の蛍光強度を測定し、複数の標的塩基配列の含有比を前記蛍光強度の大きさから定量する工程を含む遺伝子分析方法であって、前記一塩基伸長反応に、蛍光色素を有さない一塩基伸長反応用の基質が混合される、前記遺伝子分析方法を提供する。
【選択図】図4
請求項(抜粋):
標的塩基配列を検出するための一塩基伸長反応用プライマーと、蛍光色素を有する一塩基伸長反応用の基質とを用いた一塩基伸長反応を行う工程、
前記一塩基伸長反応の反応物を電気泳動に供する工程、
前記電気泳動の移動度と前記蛍光色素の蛍光強度を測定し、複数の標的塩基配列の含有比を前記蛍光強度の大きさから定量する工程
を含む遺伝子分析方法であって、
前記一塩基伸長反応に、蛍光色素を有さない一塩基伸長反応用の基質が混合され、
前記蛍光色素を有さない基質と前記蛍光色素を有する基質との混合割合が、
(a)少なくとも2種の蛍光色素を使用する場合に、検出する蛍光色素の励起効率の比に応じて設定されている、及び/又は
(b)少なくとも2種のプライマーを使用する場合に、使用するプライマーへの基質の結合取り込み効率に応じて設定されている
ことを特徴とする遺伝子分析方法。
IPC (3件):
C12Q 1/687
, C12Q 1/685
, C12M 1/00
FI (3件):
C12Q1/6876 Z
, C12Q1/6851 Z
, C12M1/00 A
Fターム (10件):
4B029AA07
, 4B029AA23
, 4B063QA01
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR62
, 4B063QS24
引用特許:
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