特許
J-GLOBAL ID:202403007337165670
計算方法、計算システム、及びプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
弁理士法人ドライト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-125720
公開番号(公開出願番号):特開2024-022267
出願日: 2022年08月05日
公開日(公表日): 2024年02月16日
要約:
【課題】イジングマシンにマルチスピンフリップを実装可能とする。
【解決手段】イジングモデルを解くための計算方法は、古典コンピュータが、制約付きの組合せ最適化問題から所定の複数のスピン変数を有するイジングモデルのハミルトニアンH
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を計算し、複数のスピン変数の中から第1スピン変数をランダムに選択し、複数のスピン変数の中から第1スピン変数以外の所定の割合のスピン変数を第2スピン変数として設定し、イジングモデルの暫定解に基づいて第2スピン変数を第1スピン変数にマージしてハミルトニアンH
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から第2スピン変数を消去することによって、変形されたハミルトニアンH′を計算する。イジングマシンは、変形されたハミルトニアンH′に対する解を求め、古典コンピュータは、イジングマシンで得られた解から第2スピン変数の値を計算することによってイジングモデルの解を求める。
【選択図】図8
請求項(抜粋):
イジングモデルを解くための計算方法であって、
古典コンピュータにより、
(a)制約付きの組合せ最適化問題から所定の複数のスピン変数を有するイジングモデルのハミルトニアンを計算し、
(b)前記複数のスピン変数の中から第1スピン変数をランダムに選択し、前記複数のスピン変数の中から前記第1スピン変数以外の所定の割合のスピン変数を第2スピン変数として設定し、前記イジングモデルの暫定解に基づいて前記第2スピン変数を前記第1スピン変数にマージして前記ハミルトニアンから前記第2スピン変数を消去することによって、変形されたハミルトニアンを計算し、
イジングマシンにより、
(c)前記変形されたハミルトニアンに対する解を求め、
前記古典コンピュータにより、
(d)前記イジングマシンで得られた解から前記第2スピン変数の値を計算することによって前記イジングモデルの解を求める、計算方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06N10/60
, G06N99/00 180
引用特許:
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