特許
J-GLOBAL ID:202403020859792760

地下水塩淡境界変動の検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 伸一 ,  太田 貴章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-196721
公開番号(公開出願番号):特開2024-082697
出願日: 2022年12月09日
公開日(公表日): 2024年06月20日
要約:
【課題】観測孔の孔内水の比抵抗変化の影響を受けにくく、揚水時の帯水層中の塩淡境界変動を把握することができ、適切な地下水利用に資することができる地下水塩淡境界変動の検知方法を提供すること。 【解決手段】本発明の地下水塩淡境界変動の検知方法は、4本の電極10を用いた電気探査の時系列測定を行うことで、塩水地下水帯水層Bと淡水地下水帯水層Fの境界である塩淡境界Aの変動を検知する地下水塩淡境界変動の検知方法であって、2本の送信電極11、12を地表に配置し、2本の受信電極13、14を地下水面Sより下方で、塩淡境界Aを挟むように配置し、送信電極11、12によって地盤に電流を流し、受信電極13、14で電位差を測定し、送信電極から流す電流値と受信電極で測定される電位差から求められる地盤の比抵抗変化を、塩淡境界Aの変動として検知することを特徴とする。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
4本の電極を用いた電気探査の時系列測定を行うことで、塩水地下水帯水層と淡水地下水帯水層の境界である塩淡境界の変動を検知する地下水塩淡境界変動の検知方法であって、 2本の送信電極を地表に配置し、 2本の受信電極を地下水面より下方で、前記塩淡境界を挟むように配置し、 前記送信電極によって地盤に電流を流し、 前記受信電極で電位差を測定し、 前記送信電極から流す電流値と前記受信電極で測定される前記電位差から求められる前記地盤の比抵抗変化を、前記塩淡境界の前記変動として検知する ことを特徴とする地下水塩淡境界変動の検知方法。
IPC (4件):
G01V 9/02 ,  G01N 27/06 ,  G01F 23/24 ,  G01V 3/02
FI (4件):
G01V9/02 ,  G01N27/06 A ,  G01F23/24 M ,  G01V3/02 C
Fターム (12件):
2F014DA02 ,  2G060AA05 ,  2G060AE31 ,  2G060AF08 ,  2G060AF15 ,  2G060AG04 ,  2G060AG11 ,  2G105AA02 ,  2G105BB03 ,  2G105DD02 ,  2G105EE01 ,  2G105LL01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 地下水位変動の検知方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2021-010283   出願人:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

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