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J-GLOBAL ID:201102259138178408   整理番号:11A0809740

日本,北海道の縄文後および縄文サイト由来の2000年~3000年前の人骨におけるABCC11遺伝子の遺伝子型頻度

Genotype frequencies of the ABCC11 gene in 2000-3000-year-old human bones from the Epi-Jomon and Jomon sites in Hokkaido, Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 81-86 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: G0957A  ISSN: 0918-7960  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本の北海道での古代集団間の耳垢表現型を決定するアデノシン3りん酸結合カセットサブファミリーC11(ABCC11)遺伝子のアリル頻度をさらに検討するために,ABCC11遺伝子の1塩基多型と27bp欠損を,北海道の種々の考古学的場所から発掘した38の縄文後の時代と24の縄文時代と一つの擦文時代の検体から抽出した古代DNAで解析した。解析した検体のうち,10の縄文後の時代,および3の縄文時代の検体が成功裏に遺伝子タイピングされた。27bp欠損についての一つのホモ接合を縄文後の時代の検体で初めて見いだした。オホーツク人と現代のアイヌで以前に報告されたデータを含めて,集団分化の厳格な試験は,縄文人とアイヌの間のABCC11遺伝子のアリル頻度が統計的に有意に異なっているが,縄文人と縄文後の人々の間のそれら,および縄文後の人々とアイヌの間のそれらは有意には異ならないことを示した。本結果は,縄文人の直接の子孫であるアイヌが,縄文時代後にABCC11座位のアリルA(劣性乾燥アリル)を高頻度に持つ集団により遺伝学的に影響されていることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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人類学 
引用文献 (26件):
  • Adachi N., Sakaue K., Dodo Y., Shinoda K., Umetsu K., Matsumura H., and Ohshima N. (2006) Mitochondrial DNA analysis of the Jomon and Epi-Jomon skeletons in Hokkaido, Japan (second report). DNA Polymorphism, 14: 86–90 (in Japanese).
  • Adachi N., Shinoda K., Umetsu K., and Matsumura H. (2009) Mitochondrial DNA analysis of Jomon skeletons from the Funadomari site, Hokkaido, and its implication for the origins of Native American. American Journal of Physical Anthropolology, 138: 255–265.
  • Amano T. (2003a) The Origin of Bear Ceremonialism. Yuzankaku, Tokyo (in Japanese).
  • Amano T. (2003b) What is the Okhotsk culture? In: Nomura T. and Utagawa Y. (eds.), Epi-Jomon and Okhotsk culture. Hokkaido Shimbun, Sapporo, pp. 110–113 (in Japanese).
  • Dodo Y. and Kawakubo Y. (2002) Cranial affinities of the Epi-Jomon inhabitants in Hokkaido, Japan. Anthropological Science, 110: 1–32.
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