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J-GLOBAL ID:200903000452931414

抗体の高収率精製およびウイルス不活性化のためのクロマトグラフイー法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998105352
Publication number (International publication number):1999029494
Application date: Apr. 02, 1998
Publication date: Feb. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 高純度ガンマーグロブリン(抗体)の取得。【解決手段】 ヒト血漿から、pH3.8〜4.5における抗体の懸濁、それに続くカプリル酸の添加、そしてpH5.0〜5.2へのpHシフトを伴う。混入しているタンパク質、脂質およびカプリル酸塩の沈殿物が生成し、そして除去されるが、一方、大多数の抗体は溶液中に残る。再び、カプリル酸ナトリウムが、少なくとも約15mMの最終濃度まで添加される。この溶液が、ウイルスの不活性化を実施するために、25°Cで1時間インキュベートされる。沈殿物(主としてカプリル酸塩)が除去され、そして清澄な溶液は、イオン強度を低下するために純水で希釈される。2種の異なる樹脂を用いるアニオン交換クロマトグラフィーが利用されて、出発時の分布に類似のサブクラス分布をもつ非常に純粋なIgGを得る。
Claim (excerpt):
初発pHにおいて抗体および他の物質を含む出発溶液から、精製され、ウイルスの不活性化された抗体調製物を調製する方法であって、次の段階:a)出発溶液にカプリル酸イオン源を添加し、そして沈殿物および抗体を含む上澄液を形成するようpHを調整すること、b)上澄液を、実質的にすべてのウイルスを不活性化する時間、pH、温度およびカプリル酸イオン濃度の条件下でインキュベートすること、c)上澄液を、少なくとも一定の他の物質を樹脂に結合させるが、抗体を樹脂に結合させない条件下で、少なくとも1種のイオン交換樹脂と接触させること、ならびにd)抗体を回収すること、を含む方法。
IPC (4):
A61K 39/395 ,  C07K 1/18 ,  C07K 1/30 ,  C07K 16/18
FI (4):
A61K 39/395 X ,  C07K 1/18 ,  C07K 1/30 ,  C07K 16/18
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
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