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J-GLOBAL ID:200903000831946542

軽油組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森田 順之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007129120
Publication number (International publication number):2007332359
Application date: May. 15, 2007
Publication date: Dec. 27, 2007
Summary:
【課題】動植物油脂および動植物油脂由来成分であるトリグリセリド含有炭化水素を原料として製造された環境低負荷型軽油基材を含有し、ライフサイクルCO2排出特性および着火性、高温再始動性の全てに優れた軽油組成物を提供する。【解決手段】動植物油脂および/または動植物油脂由来成分に含硫黄炭化水素化合物を硫黄分含有量が1質量ppm〜2質量%となるように混合した被処理油を、特定の硫化物触媒と特定の条件下で接触させ、さらに結晶性モレキュラシーブを含有する担体に担持された周期律表第6A族および第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する触媒に特定の条件下でさらに水素化させたノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.20以上の留分を10容量%〜70容量%含有して成る、特定の性状を有し、かつノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.60以上である軽油組成物。【選択図】なし
Claim (excerpt):
水素の存在下、動植物油脂および/または動植物油脂由来成分に含硫黄炭化水素化合物を硫黄分含有量が1質量ppm〜2質量%となるように混合した被処理油と、アルミニウム、ケイ素、ジルコニウム、ホウ素、チタン及びマグネシウムから選ばれる2種以上の元素を含んで構成される多孔性無機酸化物並びに該多孔性無機酸化物に担持された周期律表第6A族及び第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する硫化物触媒とを、水素圧力2〜13MPa、液空間速度0.1〜3.0h-1、水素油比150〜1500NL/L、反応温度180〜480°Cの条件下で接触させることによって処理された、95%留出温度が360°C以下、硫黄分含有量が10質量ppm以下、酸素含有量1質量%以下である留分をさらに結晶性モレキュラシーブを含有する担体に担持された周期律表第6A族および第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する触媒に水素圧力2〜13MPa、液空間速度0.1〜3.0h-1、水素油比250〜1500NL/L、反応温度150〜380°Cの条件下でさらに水素化させたノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.20以上の留分を10容量%〜70容量%含有して成る、硫黄分含有量が10質量ppm以下、酸素含有量1質量%以下、密度750kg/m3以上、流動点-7.5°C以下、目詰まり点-5°C以下、脂肪酸アルキルエステル含有量3.5質量%以下、酸化安定性試験後の酸価0.13mgKOH/g以下、メタノール含有量0.01質量%以下、グリセライド含有量0.01質量%以下、かつノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.60以上である軽油組成物。
IPC (6):
C10L 1/08 ,  C10G 3/00 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/04 ,  C10G 45/64 ,  C10G 65/02
FI (6):
C10L1/08 ,  C10G3/00 Z ,  C10G45/08 Z ,  C10G45/04 Z ,  C10G45/64 ,  C10G65/02
F-Term (6):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA09 ,  4H029DA10 ,  4H029DA11 ,  4H029DA13
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 軽油組成物
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-253860   Applicant:日本石油株式会社
  • 環境対応軽油およびその製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2004-051916   Applicant:株式会社ジャパンエナジー
Article cited by the Patent:
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