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J-GLOBAL ID:200903001522185932

吸引式回収方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993189205
Publication number (International publication number):1995019199
Application date: Jun. 30, 1993
Publication date: Jan. 20, 1995
Summary:
【要約】【目的】回収された固液混合体が回収タンク内で含水比の低い固分となって排出せられ、液分は供給源へ還流されて再使用し得られる吸引式回収方法および装置を提供すること。【構成】減圧装置1を用いた吸引式の回収技術において、上下に連通されて夫々下底部にリップ弁12a,12bを装着した上部流通室2aと、下部貯溜室2bを有し、供給源6から揚送される固液混合体が先ず下方の貯溜室2b内へ回収されて飽和状態に達したのち上方の流通室2a内に達する固液混合体の固分が比重差で貯溜室2b内へ流下すると共にその固分と同体積の液分が貯溜室2b内から流通室2a内へ上昇し、貯溜室2b内に堆積された含水比の低い固分が外部へ排出され、流通室2a内の液分は液分回収タンク9内へ移送されるよう構成する。
Claim (excerpt):
流通室(2a)から導出される吸込管(5)を固液混合体の供給源(6)へ向けて開口させ、流通室(2a)から液分回収タンク(9)を経て減圧装置(1)に至る第1の減圧管路(7)を開通させて流通室(2a)内を負圧となし、貯溜室(2b)から液分回収タンク(9)を経て減圧装置(1)に至る第2の減圧管路(13)を開通させて貯溜室(2b)内を負圧とすることにより、流通室(2a)の下底部から貯溜室(2b)内へ通ずるよう装着された第1の常開型リップ弁(12a)を自らの弾力により開放状態に保持させると共に貯溜室(2b)の下底部から大気中へ通ずるよう装着された第2の常開型リップ弁(12b)を大気圧との差圧により閉合させ、上記大気圧との差圧により吸込管(5)から吸い込まれる固液混合体を第1常開型リップ弁(12a)の開口面から貯溜室(2b)内へ流下させ、上方部に若干の空気溜り(29)を残して貯溜室(2b)内がほぼ満杯状態となったのち貯溜室(2b)内に残存する固液混合体中の固分のみを固液の比重差を利用して貯溜室(2b)内へ流下させるのと入れ替えに上記固分の体積と同体積の液分を貯溜室(2b)から流通室(2a)内へ上昇させ、減圧装置(1)の駆動を中断することなく流通室(2a)内の負圧状態を保持しつつ第2減圧管路(13)を閉塞すると共に貯溜室(2b)から負圧解除手段(16)に通ずる増圧路(15)を開通させて貯溜室(2b)内を正圧とすることにより、第1常開型リップ弁(12a)を上記2室(2a)(2b)間の差圧により閉合させると共に第2常開型リップ弁(12b)を自らの弾力により開放復帰させ、貯溜室(2b)内において含水比の低くなった固液混合体を第2常開型リップ弁(12b)の開口面から外部へ排出させることを特徴とする吸引式回収方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

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