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J-GLOBAL ID:200903001679504055

有機エレクトロルミネッセンス発光部の駆動方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 山本 孝久 ,  吉井 正明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007136167
Publication number (International publication number):2008292612
Application date: May. 23, 2007
Publication date: Dec. 04, 2008
Summary:
【課題】表示画面の輝度均一性の悪化を抑制することができる有機エレクトロルミネッセンス発光部の駆動方法を提供する。【解決手段】有機EL素子は、駆動回路及び発光部ELPを備え、駆動回路は、駆動トランジスタTDrv、映像信号書込みトランジスタTSig、発光制御トランジスタTEL_C、コンデンサ部C1から構成され、駆動トランジスタTDrvの他方のソース/ドレイン領域は、発光部ELPのアノード電極に接続され、且つ、コンデンサ部C1の一方の電極に接続されて第2ノードND2を構成し、第2ノードND2の電位を上昇させる閾値電圧キャンセル処理において、発光制御トランジスタTEL_Cのゲート電極には|V1_ON-V3_OFF|>|V2_ON-V3_OFF|を満たす第1の電圧V1_ON、第2の電圧V2_ON、第3の電圧V3_OFFを順次印加する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
(1)走査回路、 (2)映像信号出力回路、 (3)第1の方向にN個、第1の方向とは異なる第2の方向にM個、合計N×M個の、2次元マトリクス状に配列され、それぞれが有機エレクトロルミネッセンス発光部、及び、有機エレクトロルミネッセンス発光部を駆動するための駆動回路を備えている有機エレクトロルミネッセンス素子、 (4)走査回路に接続され、第1の方向に延びるM本の走査線、 (5)映像信号出力回路に接続され、第2の方向に延びるN本のデータ線、並びに、 (6)電流供給部、 を備え、 前記駆動回路は、 (A)ソース/ドレイン領域、チャネル形成領域、及び、ゲート電極を備えた駆動トランジスタ、 (B)ソース/ドレイン領域、チャネル形成領域、及び、ゲート電極を備えた映像信号書込みトランジスタ、 (C)ソース/ドレイン領域、チャネル形成領域、及び、ゲート電極を備えた発光制御トランジスタ、並びに、 (D)一対の電極を備えたコンデンサ部、 から構成されており、 駆動トランジスタにおいては、 (A-1)一方のソース/ドレイン領域は、発光制御トランジスタの他方のソース/ドレイン領域に接続されており、 (A-2)他方のソース/ドレイン領域は、有機エレクトロルミネッセンス発光部に備えられたアノード電極に接続され、且つ、コンデンサ部の一方の電極に接続されており、第2ノードを構成し、 (A-3)ゲート電極は、映像信号書込みトランジスタの他方のソース/ドレイン領域に接続され、且つ、コンデンサ部の他方の電極に接続されており、第1ノードを構成し、 映像信号書込みトランジスタにおいては、 (B-1)一方のソース/ドレイン領域は、データ線に接続されており、 (B-2)ゲート電極は、走査線に接続されており、 発光制御トランジスタにおいては、 (C-1)一方のソース/ドレイン領域は、電流供給部に接続されており、 (C-2)ゲート電極は、発光制御トランジスタ制御線に接続されている、 有機EL表示装置における有機エレクトロルミネッセンス発光部の駆動方法であって、 (a)第1ノードと第2ノードとの間の電位差が、駆動トランジスタの閾値電圧を越え、且つ、第2ノードと有機エレクトロルミネッセンス発光部に備えられたカソード電極との間の電位差が、有機エレクトロルミネッセンス発光部の閾値電圧を越えないように、第1ノードに第1ノード初期化電圧を印加し、第2ノードに第2ノード初期化電圧を印加する前処理を行い、次いで、 (b)第1ノードの電位を保った状態で、第1ノードの電位から駆動トランジスタの閾値電圧を減じた電位に向かって、第2ノードの電位を変化させる閾値電圧キャンセル処理を行い、その後、 (c)走査線からの信号によりオン状態とされた映像信号書込みトランジスタを介して、データ線から映像信号を第1ノードに印加する書込み処理を行い、次いで、 (d)走査線からの信号により映像信号書込みトランジスタをオフ状態とすることにより第1ノードを浮遊状態とし、電流供給部から、発光制御トランジスタと駆動トランジスタとを介して、第1ノードと第2ノードとの間の電位差の値に応じた電流を有機エレクトロルミネッセンス発光部に流す、 ことにより、有機エレクトロルミネッセンス発光部を駆動する工程から成り、 前記工程(b)は、 (b-1)発光制御トランジスタをオン状態とするための第1の電圧を、発光制御トランジスタ制御線を介して発光制御トランジスタのゲート電極に印加し、オン状態の発光制御トランジスタを介して駆動トランジスタの一方のソース/ドレイン領域を電流供給部と導通させ、以て、駆動トランジスタの一方のソース/ドレイン領域の電位を前記工程(a)における第2ノードの電位よりも高くし、次いで、 (b-2)発光制御トランジスタのオン状態を維持するための第2の電圧を、発光制御トランジスタ制御線を介して発光制御トランジスタのゲート電極に印加し、以て、発光制御トランジスタのオン状態を維持し、次いで、 (b-3)発光制御トランジスタをオフ状態とするための第3の電圧を、発光制御トランジスタ制御線を介して発光制御トランジスタのゲート電極に印加する、 工程から構成されており、 第1の電圧をV1_ON、第2の電圧をV2_ON、第3の電圧をV3_OFFと表すとき、|V1_ON-V3_OFF|>|V2_ON-V3_OFF|を満たすことを特徴とする駆動方法。
IPC (3):
G09G 3/30 ,  G09G 3/20 ,  H01L 51/50
FI (8):
G09G3/30 K ,  G09G3/30 J ,  G09G3/20 624B ,  G09G3/20 611H ,  G09G3/20 641D ,  G09G3/20 611J ,  G09G3/20 642A ,  H05B33/14 A
F-Term (17):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107CC33 ,  3K107EE03 ,  3K107HH04 ,  3K107HH05 ,  5C080AA06 ,  5C080BB05 ,  5C080CC03 ,  5C080DD05 ,  5C080EE29 ,  5C080FF11 ,  5C080HH09 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ03 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ06
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)

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