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J-GLOBAL ID:200903001854276427

溶液流延製膜装置におけるウェブ破断時の処理システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004113856
Publication number (International publication number):2005297260
Application date: Apr. 08, 2004
Publication date: Oct. 27, 2005
Summary:
【課題】 液晶表示装置の偏光板用保護フィルムとして好適なセルロースエステルフィルム等を製造する溶液流延製膜装置において、製膜トラブル発生の際に、安全に生産停止させる。製膜停止期間の短縮を図る。かつ設備トラブルの回避を果たし得る、ウェブ破断時の処理システムを提供する。【解決手段】 溶液流延製膜装置におけるウェブ破断時の処理システムは、剥離後のウェブWが破断した時に、該ウェブWをショートパスさせて巻き取る臨時巻取装置10を具備する。剥離後に製造ラインの何れかの場所でウェブWが破断した時に、支持体及び剥離以降破断箇所までのウェブ搬送速度の減速率を10〜150m/分で減速し、破断箇所以降の減速率を50〜600m/分で減速し、かつ破断箇所以降のウェブ搬送速度の減速率を、支持体及び剥離以降破断箇所までのウェブ搬送速度の減速率よりも大きくし、支持体及び剥離以降破断箇所までの搬送ウェブWをショートパスさせて臨時巻取装置に巻き取るとともに、ウェブ破断箇所以降のフィルム製造ラインを停止させる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
溶液流延製膜法により膜厚20〜200μmのフィルムを製造する装置で、金属製回転エンドレスベルトまたは金属製回転ドラム(以下、支持体という)上に、フィルムの原料溶液であるドープを支持体上に流延する流延ダイと、支持体上で乾燥されて形成されたウェブを支持体から剥離する剥離ロールと、剥離後のウェブを複数の搬送ロールを経由させて搬送しながら乾燥する乾燥装置と、乾燥後のフィルムを巻き取る主巻取装置とを備えているフィルム製造ラインを具備する溶液流延製膜装置において、剥離後のウェブが破断した時に、該ウェブをショートパスさせて巻き取る臨時巻取装置が配置されており、剥離後に製造ラインの何れかの場所でウェブが破断した時に、支持体及び剥離以降破断箇所までのウェブ搬送速度の減速率を10〜150m/分で減速し、破断箇所以降の減速率を50〜600m/分で減速し、かつ破断箇所以降のウェブ搬送速度の減速率を、支持体及び剥離以降破断箇所までのウェブ搬送速度の減速率よりも大きくし、支持体及び剥離以降破断箇所までの搬送ウェブをショートパスさせて臨時巻取装置に巻き取るとともに、ウェブ破断箇所以降のフィルム製造ラインを停止させることを特徴とする、溶液流延製膜装置におけるウェブ破断時の処理システム。
IPC (4):
B29C41/24 ,  B29C41/34 ,  B65H23/188 ,  B65H26/02
FI (4):
B29C41/24 ,  B29C41/34 ,  B65H23/188 Z ,  B65H26/02
F-Term (25):
3F105AA04 ,  3F105BA27 ,  3F105DA63 ,  4F205AA01 ,  4F205AA12 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205AM32 ,  4F205AR06 ,  4F205AR08 ,  4F205AR12 ,  4F205AR14 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC02 ,  4F205GC07 ,  4F205GE24 ,  4F205GF24 ,  4F205GF47 ,  4F205GN21 ,  4F205GN24 ,  4F205GN25 ,  4F205GN26 ,  4F205GN29
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (4)
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