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J-GLOBAL ID:200903002712143116

トリスアリ-ル-o-ヒドロキシフェニル-s-トリアジンの新規製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萼 経夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999054443
Publication number (International publication number):1999315072
Application date: Mar. 02, 1999
Publication date: Nov. 16, 1999
Summary:
【要約】【課題】ハロゲン化シアヌルから出発するトリスアリール-o-ヒドロキシフェニル-s-トリアジンの新規製造方法の提供。【解決手段】プロトン酸触媒を用いてアリール基とs-トリアジンとのフリーデル-クラフツ(FC)反応を行う上記s-トリアジン誘導体の製法。以下の3工程からなる上記s-トリアジン誘導体の製法〔工程1:トリアジンの1または2の脱離基をフェノール性部分で置換,工程2:ルイス酸触媒(AlCl3 等)を用いるFC反応により残りの脱離基をアリール基(キシリル基等)で置換,工程3:プロトン酸またはルイス酸とプロトン酸を用いてフェノール性部分をフェノール(レゾルシノール等)で置換〕。上記s-トリアジン誘導体は化学線の悪影響から有機物質を安定化するためのUV吸収剤またはその中間体として有用である。
Claim (excerpt):
次式A:(式中、GおよびG’は各々独立して次式:で表される残基を表し、R1 、R2 およびR3 は各々独立して水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;ヒドロキシ基;炭素原子数1ないし12のアルコキシ基;炭素原子数2ないし8のアルケニル基;Oにより中断された、および/またはOHにより置換された炭素原子数3ないし18のアルコキシ基;各々がCOOにより中断されるか、またはCOOHにより置換された炭素原子数2ないし18のアルキル基または炭素原子数2ないし18のアルコキシ基;ハロゲン原子;ニトロ基;アミノ基;アルキル基、フェニル基、シクロアルキル基から選択される炭素原子数1ないし12の炭化水素により置換されたアミノ基;炭素原子数2ないし18のアシルアミノ基;炭素原子数2ないし12のアルコキシカルボニル基;炭素原子数5ないし12のシクロアルキルオキシカルボニル基;炭素原子数7ないし15のフェニルアルコキシカルボニル基;フェニル基または炭素原子数1ないし12のアルキル基、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基もしくはハロゲン原子により置換されたフェニル基を表し、そしてX、YおよびZは独立してR1 、R2 またはR3 に対して定義されたものと同じ意味を表すか、または炭素原子数7ないし15のフェニルアルキル基を表す)で表される化合物の製造方法であって、次式B:〔式中、E1 はハロゲン原子、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基または次式:(式中、R11、R12およびR13はR1 、R2 およびR3 に対して定義されたものと同じ意味を表し、そしてR11はまた次式:で表される残基を表してもよい)で表される基から選択される脱離基を表し、E2 およびE3 はE1 に対して定義されたものと同じ脱離基を表すか、またはGまたはG’に対して定義されたものと同じ意味を表す〕で表される化合物を、次式C:で表される化合物と、有効量のプロトン酸触媒の存在下で反応させ、式Aで表される化合物を得ることからなる、上記製造方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 新実験化学講座14-有機化合物の合成と反応I-, 1977, 第62〜72頁
  • 新実験化学講座14-有機化合物の合成と反応I-, 1977, 第62〜72頁

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