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J-GLOBAL ID:200903003000417720

成形加工用アルミニウム合金板の製造方法および成形加工用アルミニウム合金板

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 開口 宗昭
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005324065
Publication number (International publication number):2007131881
Application date: Nov. 08, 2005
Publication date: May. 31, 2007
Summary:
【課題】焼付硬化性が優れていて、製造後の室温での経時変化が少ないという厳しい要件に対応でき、しかも用途に応じた特性を有した成形加工用アルミニウム合金板を合理的に製造し得る成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。【構成】この発明の成形加工用アルミニウム合金板の製造方法によれば、クラスターI生成処理とクラスターII生成処理とが交互に施され、例えば一定量のクラスターIIを先に生成させてから、焼付け硬化性と延性のバランスを最適にするために一定割合のクラスターIを組織に混ぜることが可能となり、さらに再びクラスターIIを生成させて『クラスターII→クラスターI→クラスターII』のような複合クラスター構造を作り上げることができ、これによって得られた成形加工用アルミニウム合金板では、複合クラスター構造を有して焼付け硬化性と延性のバランスの最適化が実現される。【選択図】なし
Claim (excerpt):
Al-Mg-Si系もしくはAl-Mg-Si-Cu系合金からなるアルミニウム合金鋳塊から圧延工程と昇温と冷却を含む熱処理工程を経て所要の板厚の圧延板とし、その圧延板に対し、480°C以上の温度で溶体化処理後、下記(1)クラスターI生成処理と下記(2)クラスターII生成処理とを施すこと、および、下記(2)クラスターII生成処理を2回以上行うことを特徴とする成形加工用アルミニウム合金板の製造方法。 (1)クラスターI(室温クラスターあるいは室温クラスター構造に近い構造を有してなるクラスター)生成処理 (2)クラスターII(高温クラスターであってクラスターIの生成温度域よりも高い温度域で生成されるクラスター)生成処理
IPC (1):
C22F 1/05
FI (1):
C22F1/05
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (9)
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Cited by examiner (4)
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