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J-GLOBAL ID:200903003218758430

演算方法探索装置、有限体上演算装置、演算方法探索方法、有限体上演算方法、それらのプログラム及び記録媒体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 中尾 直樹 ,  草野 卓 ,  中村 幸雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008208523
Publication number (International publication number):2009199579
Application date: Aug. 13, 2008
Publication date: Sep. 03, 2009
Summary:
【課題】P個の要素からなる第1有限集合内で閉じた特定の第1演算を、Q個の要素からなる第2有限集合内で閉じた第2演算の組合せで効率よく実現する。【解決手段】第1演算の被演算子と演算結果とを第2演算の組合せで表現した真理値表T(δ)の被演算子に対応する行要素列からなるベクトルをそれぞれベクトル集合S(δ)の初期要素とする。そして、ベクトル集合S(δ)の要素間の第2演算結果を新たなベクトル集合S(δ)の要素に加える処理を複数回実行する。そして、ベクトル集合S(δ)の要素と、真理値表T(δ)の演算結果に対応する行要素列からなるベクトルとが一致した場合、一致したベクトル集合S(δ)の要素を用い、P個の要素からなる第1有限集合内で閉じた特定の第1演算を、Q個の要素からなる第2有限集合内で閉じた第2演算の組合せで実現する演算式を特定する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
P個(Pは2以上の整数)の要素からなる第1有限集合内で閉じた特定の第1演算を、Q個(Qは2以上でQ≠Pの整数)の要素からなる第2有限集合内で閉じた第2演算の組合せで実現する演算方法を探索する演算方法探索装置であって、 上記第1演算の被演算子数をN(Nは1以上の整数)とし、上記第1有限集合の要素からなるN個の被演算子α(j,n)(n=1,...,N)の組合せを(α(j,1),...,α(j,N))とし、上記第1有限集合の要素から構成可能なすべての当該組合せ(α(j,1),...,α(j,N))にそれぞれ対応するインデックスをj=1,...,J(J=PN)とし、N個の被演算子の組合せ(α(j,1),...,α(j,N))にそれぞれ対応する上記第1演算の演算結果をf(α(j,1),...,α(j,N))とし、符号化規則δに従って上記各被演算子α(j,n)をそれぞれ上記第2有限集合のK個(Kは1以上の整数)の要素a(j,n,k)(k=1,...,K)の組み合わせ(a(j,n,1),...,a(j,n,K))によって表現し、それによってN個の被演算子の組合せ(α(j,1),...,α(j,N))をそれぞれ上記第2有限集合のN・K個の要素の組合せ(a(j,1,1),...,a(j,1,K),...,a(j,N,1),...,a(j,N,K))によって表現し、当該符号化規則δに従って上記演算結果f(α(j,1),...,α(j,N))を上記第2有限集合のK個の要素の組合せ(c(j,1),...,c(j,K))によって表現した場合における、(a(j,1,1),...,a(j,1,K),...,a(j,N,1),...,a(j,N,K))と(c(j,1),...,c(j,K))とを対応付けた真理値表T(δ)を格納する真理値表記憶手段と、 上記真理値表T(δ)の要素a(1,n,k),...,a(J,n,k)からなるJ次元ベクトル(a(1,n,k),...,a(J,n,k))をそれぞれベクトル集合S(δ)の初期要素として格納するベクトル集合記憶手段と、 上記ベクトル集合記憶手段から上記ベクトル集合S(δ)の要素であるU個(Uは2以上の整数)のJ次元ベクトル(A(u,1),...,A(u,J))(u=1,...,U)を読み込み、U-1個の第2演算の演算子[σt](t=1,...,U-1)を選択し、U個のJ次元ベクトル(A(1,1),...,A(1,J)),(A(2,1),...,A(2,J)),...,(A(U,1),...,A(U,J))の要素毎の第2演算A(1,1)[σ1]A(2,1)[σ2]...[σU-1]A(U,1),...,A(1,J)[σ1]A(2,J)[σ2]...[σU-1]A(U,J)を行い、それらの演算結果を要素とするJ次元ベクトル(A(1,1)[σ1]A(2,1)[σ2]...[σU-1]A(U,1),...,A(1,J)[σ1]A(2,J)[σ2]...[σU-1]A(U,J))を上記ベクトル集合S(δ)の新たな要素とし、当該J次元ベクトル(A(1,1)[σ1]A(2,1)[σ2]...[σU-1]A(U,1),...,A(1,J)[σ1]A(2,J)[σ2]...[σU-1]A(U,J))にその算出に用いた上記U個のJ次元ベクトル(A(u,1),...,A(u,J))と上記U-1個の第2演算の演算子[σt]とを関連付けて、当該J次元ベクトル(A(1,1)[σ1]A(2,1)[σ2]...[σU-1]A(U,1),...,A(1,J)[σ1]A(2,J)[σ2]...[σU-1]A(U,J))を上記ベクトル集合記憶手段に格納する探索処理を、複数回実行する探索処理手段と、 上記真理値表T(δ)の要素c(1,k),...,c(J,k)からなるJ次元ベクトル(c(1,k),...,c(J,k))と上記ベクトル集合S(δ)の要素であるJ次元ベクトルとが一致するか否かを判定する判定手段と、 J次元ベクトル(c(1,k),...,c(J,k))と一致すると判定された上記ベクトル集合S(δ)の要素であるJ次元ベクトル(c'(1,k),...,c'(J,k))に上記探索処理手段において階層的に関連付けられた複数のJ次元ベクトルと複数の第2演算の演算子とを再帰的に用い、J次元ベクトル(c'(1,k),...,c'(J,k))の各要素c'(1,k),...,c'(J,k)の値をとるk毎の変数ckを、それぞれ、上記ベクトル集合S(δ)の初期要素であるJ次元ベクトル(a(1,n',k'),...,a(J,n',k'))(n'=1,...,N, k'=1,...,K)の各要素a(1,n',k'),...,a(J,n',k')の値をとる(n',k')毎の変数a(n',k')と第2演算の演算子[σt]とによって表現した演算式を生成し、当該演算式を出力する演算式生成手段と、 を有することを特徴とする演算方法探索装置。
IPC (1):
G06F 17/16
FI (1):
G06F17/16 Z
F-Term (1):
5B056BB31
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
Article cited by the Patent:
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