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J-GLOBAL ID:200903003376843453
受動モードロックフェムト秒レーザー
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鈴江 武彦 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000620707
Publication number (International publication number):2003500861
Application date: May. 19, 2000
Publication date: Jan. 07, 2003
Summary:
【要約】本発明は、a)レーザーアクティブエレメントと、b)レーザーアクティブエレメントによって増幅可能な光スペクトルの連続する部分に対して、誘電性ミラー2の群速度分散とレーザーアクティブエレメント1の正の群速度分散との合計が負となる、すなわち【数1】となる負の群速度分散GVDを有する少なくとも誘電性ミラー2と、c)レーザーアクティブエレメントに空間的に隣接し、凹部表面がレーザーアクティブエレメントに向けて方位付けされた2つの凹面ミラー21及び22と、d)光出力カップラ3とを備えるリング共振器を持つ受動モードロックフェムト秒レーザーに関する。共振器内の光路長は60cm未満であり、好適には30cm未満、特には15cm未満であり、凹面ミラー21と22のそれぞれの焦点距離f21とf22は3cm未満であり、好適には2cm未満、特には1.5cm以下であり、フェムト秒パルスの高速繰り返し発生を達成可能である。さらに、本発明は、連続チューニング可能高速繰り返しフェムト秒レーザーと、フェムト秒パルスの高速繰り返し発生のためのその使用方法と、そのチューニング方法に関する。
Claim (excerpt):
レーザーアクティブエレメント(1)と、 自己収束エレメント(2)と、 プリズムエレメント(3)と、 反射に対する負の群速度分散(GVDn)を有する少なくとも1つの誘電性ミラー(4)であって、これによって、前記レーザーアクティブエレメントで増幅可能な光スペクトルの連続的部分に対して、前記少なくとも1つの誘電性ミラー(4)の群速度分散と前記レーザーアクティブエレメント及び前記プリズムエレメント(3)の群速度分散との合計が負である、すなわち 【数1】となる少なくとも1つの誘電性ミラー(4)と、 前記レーザーアクティブエレメント(1)に空間的に隣接して配置され、凹部表面を前記レーザーエレメント(1)に向けて方位付けされた2つの凹面ミラー(41、42)と、 光出力カップラ(5)とを備えているリング共振器を有する受動モードロックフェムト秒レーザーにおいて、 前記共振器の光路長が、120cm未満であり、好適には60cm未満、好適には30未満、特には15cm未満であり、 前記レーザーアクティブエレメント(1)に隣接して配置された前記凹面ミラー(41、42)の各々の焦点距離(f41、f42)が、3cm未満であり、好適には2cm未満、特には1.5cm以下であることを特徴とし、 これによりフェムト秒パルスの高速繰り返し発生が達成可能であり、さらに、 少なくとも前記誘電性ミラー(4)又は前記出力ミラー(5)又はさらなるミラーが、前記プリズムエレメント(3)の空間分散と相互関連させて傾斜角度をチューニングし、これによって、前記共振器がレーザーのアクティビティをサポートする波長が調整可能であるようにすることによって軸に対して傾斜可能であることを特徴とする受動モードロックフェムト秒レーザー。
IPC (3):
H01S 3/139
, G02F 1/35
, H01S 3/083
FI (3):
H01S 3/139
, G02F 1/35
, H01S 3/083
F-Term (13):
2K002AA02
, 2K002AB33
, 2K002BA02
, 2K002CA02
, 2K002HA27
, 5F072AB20
, 5F072JJ01
, 5F072JJ07
, 5F072KK06
, 5F072LL09
, 5F072PP10
, 5F072RR01
, 5F072SS08
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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超短パルスレーザ装置
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平8-068725
Applicant:浜松ホトニクス株式会社
Article cited by the Patent:
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