Pat
J-GLOBAL ID:200903004289112376
タミフル、ガロカルボン酸法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
津国 肇 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001108136
Publication number (International publication number):2001354635
Application date: Apr. 06, 2001
Publication date: Dec. 25, 2001
Summary:
【要約】【課題】 ウイルスノイラミニダーゼ阻害剤として有効である4,5-ジアミノシキミ酸誘導体を高純度、高収率で得る製造方法の提供。【解決手段】【化49】式II〔式中、R1は、場合により置換されているアルキル基であり、R2は、アルキル基であり、かつR5は、H又は低級アルキルである〕のイソフタル酸誘導体を水素化等し、多工程で、式Ia〔式中、R1及びR2は、前記と同様であり、かつR3及びR4は、互いに独立して、H又はアミノ基の置換基であり、ただし、R3及びR4の両方は、Hではない〕の4,5-ジアミノシキミ酸誘導体を得る製造方法。
Claim (excerpt):
式Ia:【化1】〔式中、R1は、場合により置換されているアルキル基であり、R2は、アルキル基であり、かつR3及びR4は、互いに独立して、H又はアミノ基の置換基であり、ただし、R3及びR4の両方は、Hではない〕の4,5-ジアミノシキミ酸誘導体及び医薬的に許容し得るそれらの付加塩の製造方法であって、工程a)において、式II:【化2】〔式中、R1及びR2は、前記と同様であり、かつR5は、H又は低級アルキルである〕のイソフタル酸誘導体を水素化して式III:【化3】〔式中、R1、R2及びR5は、前記と同様である〕の全シス-シクロヘキサンジカルボキシラートを形成させ、工程b)において、式(III)の全シス-シクロヘキサンジカルボキシラートを、R5がHである場合には、選択的に加水分解して式IVaもしくはIVbの(S)-もしくは(R)-シクロヘキサン一酸を形成させるか、又はR5が低級アルキルである場合には、まず脱アルキル化し、次いで選択的に加水分解するか、もしくはまず選択的に加水分解し、次いで脱アルキル化するかのいずれかで、式IVaもしくは式IVb:【化4】〔式中、R1及びR2は、前記と同様である〕の(S)-又は(R)-シクロヘキサン一酸を形成させ、工程c)において、式(IVa)のシクロヘキサン一酸を、式Va:【化5】〔式中、R1及びR2は、前記と同様である〕のオキサゾリジノンへとさらに変換し、工程d)において、式(Va)のオキサゾリジノンを、式VIa:【化6】〔式中、R1及びR2は、前記と同様であり、R6は、アミノ保護基である〕のシクロヘキセノールへと転換し、工程e)において、式(VIa)のシクロヘキセノールを、式VIIa:【化7】〔式中、R1、R2及びR6は、前記と同様である〕のアジドへとさらに変換し、工程f)において、式(VIIa)のアジドを還元し、アシル化して、式VIIIa:【化8】〔式中、R1、R2、R3、R4及びR6は、前記と同様である〕の各アシル化アミンを形成させ、工程g)において、アミノ保護基R6を除去することによって、式(VIIIa)のアシル化アミンを式(Ia)の4,5-ジアミノシキミ酸誘導体へと最終的に移行させ、かつ必要であればそれぞれの医薬的に許容し得る塩を形成させることを特徴とする方法。
IPC (14):
C07C227/18
, C07C 67/303
, C07C 67/313
, C07C 67/36
, C07C 69/75
, C07C 69/92
, C07C227/32
, C07C229/48
, C07C247/14
, C07D263/58
, C12P 13/00
, C12P 41/00
, C07B 53/00
, C07B 61/00 300
FI (14):
C07C227/18
, C07C 67/303
, C07C 67/313
, C07C 67/36
, C07C 69/75 Z
, C07C 69/92
, C07C227/32
, C07C229/48
, C07C247/14
, C07D263/58
, C12P 13/00
, C12P 41/00 E
, C07B 53/00 G
, C07B 61/00 300
F-Term (41):
4B064AE01
, 4B064CB03
, 4B064CB30
, 4B064CD05
, 4C056AA01
, 4C056AB01
, 4C056AC02
, 4C056AD03
, 4C056AE02
, 4C056CA01
, 4C056CA18
, 4H006AA01
, 4H006AA02
, 4H006AB84
, 4H006AC11
, 4H006AC41
, 4H006AC46
, 4H006AC52
, 4H006AC59
, 4H006AC81
, 4H006BA23
, 4H006BA24
, 4H006BA61
, 4H006BC10
, 4H006BC11
, 4H006BE20
, 4H006BE60
, 4H006BE90
, 4H006BJ20
, 4H006BS20
, 4H006BT12
, 4H006BU42
, 4H006KA59
, 4H006KC14
, 4H006KC20
, 4H039CA40
, 4H039CA66
, 4H039CA71
, 4H039CB10
, 4H039CD20
, 4H039CE40
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
-
ノイラミニダーゼ阻害剤の調製方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2000-171482
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
-
4,5-ジアミノシキミ酸誘導体の調製方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2001-039289
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
-
アジドのアミドへのホスフィン還元
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2000-363912
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
Show all
Cited by examiner (5)
-
ノイラミニダーゼ阻害剤の調製方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2000-171482
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
-
4,5-ジアミノシキミ酸誘導体の調製方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2001-039289
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
-
アジドのアミドへのホスフィン還元
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2000-363912
Applicant:エフ.ホフマン-ラロシュアーゲー
Show all
Article cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
-
Berichte der Deutschen Chemischen Gesellschaft [Abteilung] B: Abhandlungen, 1926, 59B, P.175-177
Cited by examiner (2)
-
Berichte der Deutschen Chemischen Gesellschaft [Abteilung] B: Abhandlungen, 1926, 59B, P.175-177
-
Berichte der Deutschen Chemischen Gesellschaft [Abteilung] B: Abhandlungen, 1926, 59B, P.175-177
Return to Previous Page