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J-GLOBAL ID:200903004826876701

熱分割性複合繊維およびこれを用いた熱融着極細繊維不織布

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 静男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997239243
Publication number (International publication number):1999081047
Application date: Sep. 04, 1997
Publication date: Mar. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 従来の熱分割性複合繊維はカード通過性がそれ程良くないので、当該熱分割性複合繊維を用いて風合い(柔軟性および触感)に優れた熱融着極細繊維不織布を高い歩留まりの下に得ることは困難である。【解決手段】 熱分割性複合繊維を得るにあたり、当該熱分割性複合繊維の径方向の断面をとったときに、繊維中央部に形成された溜まり部と該溜まり部から繊維表面に向かって放射状にのびた複数の枝分かれ部とを有する形状の主セグメントがポリプロピレン系樹脂によって形成されるように、また、前記の溜まり部および枝分かれ部によって分離された複数の副セグメントがポリエチレンテレフタレートによって形成されるようにこれらの成分を配分すると共に、前記の主セグメントおよび前記の副セグメントそれぞれをその一部が繊維表面に露出するように形成し、さらに、繊維径に占める前記溜まり部の割合によって示される接合部比率を5%以上とし、繊度を1.5〜10deとする。
Claim (excerpt):
ポリプロピレン系樹脂とポリエチレンテレフタレートとの2成分を含み、繊維径方向の断面をとったときに、前記のポリプロピレン系樹脂は繊維中央部に形成された溜まり部と該溜まり部から繊維表面に向かって放射状にのびた複数の枝分かれ部とを有する形状の主セグメントを形成するように、また、前記のポリエチレンテレフタレートは前記の溜まり部および枝分かれ部によって分離された複数の副セグメントを形成するようにそれぞれ配分されており、かつ、前記の主セグメントおよび前記の副セグメントは各々その一部が繊維表面に露出するようにそれぞれ形成されており、繊維径に占める前記の溜まり部の割合によって示される接合部比率が5%以上で、繊度が1.5〜10deであることを特徴とする熱分割性複合繊維。
IPC (4):
D01F 8/06 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/54
FI (4):
D01F 8/06 ,  D01F 8/14 Z ,  D04H 1/42 X ,  D04H 1/54 P
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開平4-316608
  • 剥離分割型複合繊維
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-100763   Applicant:宇部日東化成株式会社
  • 不織布の製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平7-203016   Applicant:宇部日東化成株式会社
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