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J-GLOBAL ID:200903004907296971

グルコース濃度測定方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳田 征史 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996121790
Publication number (International publication number):1997299333
Application date: May. 16, 1996
Publication date: Nov. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】 眼球の眼房水に含まれるグルコースの濃度を非侵襲的に、かつ精度よく測定する。【解決手段】 眼球100 に低コヒーレンスな光を入射し、眼球100 の各深さ位置で反射した後方散乱光と、移動可能のミラー27で反射した参照光とを干渉させることによって、角膜110 /前眼房120 の境界面で反射した第1の後方散乱光と前眼房120 /水晶体130 の境界面で反射した第2の後方散乱光とを精度よく分離し、これら2つの後方散乱光の強度に基づいて前眼房(眼房水)120 の光吸収率を算出し、複数種類の波長の光を眼球100 に入射してこの操作を繰り返すことにより近赤外分光分析法を適用してグルコース濃度を測定する。
Claim (excerpt):
所定の光源から出射された低コヒーレンスな光を、互いに異なる2つの光路に沿って各別に進行する信号光と参照光とに分割し、該信号光と参照光とで僅かな周波数差が生じるように両光のうち少なくとも一方を変調し、所定の位置に予め配された眼球に前記信号光を照射し、該眼球に照射された信号光の、角膜と前眼房との境界面による第1の後方散乱光と、前記参照光とを、該参照光の光路長を調整することにより干渉せしめ、該干渉により得られた第1の干渉光の強度を測定し、第1の干渉光の強度に基づいて前記第1の後方散乱光の強度を求め、前記眼球に照射された信号光の、前眼房と水晶体との境界面による第2の後方散乱光と、前記参照光とを、該参照光の光路長を調整することにより干渉せしめ、該干渉により得られた第2の干渉光の強度を測定し、第2の干渉光の強度に基づいて前記第2の後方散乱光の強度を求め、前記第1および第2の後方散乱光の強度に基づいて、前記前眼房内を満たす眼房水成分の光吸収特性を求め、前記低コヒーレンスな光とは波長帯域の異なる他の複数の低コヒーレンスな光についても同様に前記光吸収特性を求め、得られた複数の光吸収特性に基づいて前記眼房水成分中のグルコース濃度を求めることを特徴とするグルコース濃度測定方法。
IPC (3):
A61B 3/10 ,  A61B 5/00 ,  A61B 10/00
FI (4):
A61B 3/10 R ,  A61B 5/00 N ,  A61B 10/00 U ,  A61B 10/00 E
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (12)
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Cited by examiner (5)
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