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J-GLOBAL ID:200903006031312098

放射性廃棄物の固化処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998135213
Publication number (International publication number):1999326589
Application date: May. 18, 1998
Publication date: Nov. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 原子力発電所における使用済み燃料を溶融塩を用いて再処理する際、溶融塩電解精製工程から発生する使用済みの溶融塩である塩廃棄物にリン酸塩を混合し、ガラス固化する。【解決手段】 金属乾式再処理法から生じる塩廃棄物を転換した酸化物に、あるいは酸化物乾式再処理法から生じる余剰塩廃棄物を転換した酸化物に、リン酸塩を混合し、これにガラス化材料を加えて核種閉じ込め性及び減溶性の高いガラスに固化する放射性廃棄物の固化処理方法。揮発性塩を含有する溶融塩廃棄物を酸化物に転換するために添加するホウ酸の量を、揮発性塩に対して化学量論的に必要な量の12〜30倍とする。溶融塩廃棄物とホウ酸との反応温度を、800〜1200°Cとする。溶融塩廃棄物とホウ酸との反応により生じる塩化水素をアルカリ金属と反応させ、これによって生成される塩を再び溶融塩として再利用する。
Claim (excerpt):
使用済金属燃料を溶融塩を使用して再処理する金属乾式再処理において、使用済の溶融塩廃棄物をホウ酸と反応させて酸化物に転換させ、得られた酸化物にガラス化材料を添加し、これらを加熱溶融してガラス固化体とすることを特徴とする、放射性廃棄物の固化処理方法。
IPC (3):
G21F 9/16 541 ,  G21F 9/16 ,  G21C 19/44
FI (3):
G21F 9/16 541 B ,  G21F 9/16 541 D ,  G21C 19/44 K
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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