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J-GLOBAL ID:200903007247941380

筒内噴射式火花点火機関

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996156728
Publication number (International publication number):1998002224
Application date: Jun. 18, 1996
Publication date: Jan. 06, 1998
Summary:
【要約】【課題】 気筒内にタンブル流が生成される筒内噴射式火花点火機関において、成層燃焼時の初期燃焼を緩慢にすることなく良好な着火性を確保すること。【解決手段】 ピストン5頂面にタンブル流を上方に偏向する隆起部を設けてタンブル流通過表面5bと気流淀み表面5cとを形成し、圧縮行程において燃料噴射弁6により気流淀み表面5cと燃焼室上壁面とによって形成される燃焼室の気流淀み側領域9b内に燃料が噴射され、気流淀み表面は、圧縮行程後期に点火プラグ7へ向かうように傾斜しており、タンブル流通過表面に対向する燃焼室上壁面の表面部分8aは、圧縮行程後期においてタンブル流通過表面に接近して気流淀み側領域内へ向かう気流を生成し、気流淀み側領域は、この気流が気流淀み表面に沿って点火プラグへ進行するように偏向される形状を有し、偏向された気流によって気流淀み側領域内に噴射された燃料が点火プラグ近傍に導かれる。
Claim (excerpt):
ピストン頂面に燃焼室内に生成されたタンブル流を上方に偏向する隆起部を設け、前記ピストン頂面に前記隆起部の頂部を境にしてタンブル流通過表面と気流淀み表面とが形成され、成層燃焼を実施する際には、圧縮行程において燃料噴射弁により前記気流淀み表面と燃焼室上壁面とによって形成される燃焼室の気流淀み側領域内に燃料が噴射され、前記燃焼室上壁面に配置された点火プラグによって着火させる筒内噴射式火花点火機関において、前記気流淀み表面は、圧縮行程後期に前記点火プラグへ向かうように傾斜しており、前記タンブル流通過表面に対向する前記燃焼室上壁面の表面部分は、圧縮行程後期において前記タンブル流通過表面に接近して前記気流淀み側領域内へ向かう気流を生成するような形状を有し、前記気流淀み側領域は、前記気流が前記気流淀み表面に沿って前記点火プラグへ進行するように偏向される形状を有し、偏向された前記気流によって前記気流淀み側領域内に噴射された燃料が前記点火プラグ近傍に導かれることを特徴とする筒内噴射式火花点火機関。
IPC (4):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 1/24 ,  F02F 3/26
FI (5):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 23/08 Q ,  F02F 1/24 D ,  F02F 3/26 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 直噴火花点火式内燃機関
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-240482   Applicant:日産自動車株式会社
  • 筒内直噴式内燃機関
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-144675   Applicant:日産自動車株式会社

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