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J-GLOBAL ID:200903070705249028

直噴火花点火式内燃機関

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 笹島 富二雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996240482
Publication number (International publication number):1997144543
Application date: Sep. 11, 1996
Publication date: Jun. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】直噴火花点火式内燃機関の性能改善を図ること。【解決手段】点火プラグ1を燃焼室3の略中心に配設し、シリンダ中心軸線から偏心させて吸気ポート5を設ける。吸気ポート5の燃焼室開口部付近に燃料噴射弁4を俯角θ=35°±10°で設置し、燃料の噴霧円錐角αが70°±20°になるようにする。ピストン7の冠面の吸気側に、上死点付近において燃料噴霧8と衝突する凹曲面9を形成し、排気側に燃焼室壁面3aと干渉しない程度に凸に傾斜する平面部10を形成する。そして、稜線11を、点火プラグ1から適切な距離だけ排気側に偏心させると共に適切な高さで形成する。これにより、燃料噴霧8の衝突拡散と必要以上の拡散防止とが同時に図れるので燃焼を改善できると共に壁面付着量が抑制されるのでオイル希釈を抑制でき、更に、気化燃料を点火プラグ1の周囲に集められるので、着火性,燃焼安定性を改善することができる。
Claim (excerpt):
点火プラグをシリンダヘッド下面に凹形成される燃焼室の略中央に配設し、吸気ポートのシリンダ開口部下方若しくはその付近でシリンダ外周近傍に噴口を臨ませて燃料噴射弁を配設すると共に、該燃料噴射弁から噴射される燃料の噴霧円錐角が70°±20°となるように設定し、かつ、噴口を通るシリンダ中心軸線の直交線よりピストン側に向けて燃料噴霧が進行するようにする一方、ピストン冠面の吸気側に上死点付近の燃料噴射時期で燃料噴霧の概ね全てを受ける凹曲面を形成すると共に、ピストン冠面の排気側にシリンダヘッド下面に凹形成される燃焼室壁と干渉しない程度にピストン外方からピストン中心へ向けて徐々に隆起されシリンダヘッド側に凸に傾斜する平面部を形成し、かつ、前記凹曲面と前記平面部とが交わって形成される稜線が点火プラグから排気側に所定量オフセットされると共にシリンダヘッド側に向けて所定量隆起されて形成されたことを特徴とする直噴火花点火式内燃機関。
IPC (3):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26
FI (4):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 23/08 V ,  F02F 3/26 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 筒内噴射式内燃機関
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-052487   Applicant:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-224231
  • 内燃機関
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-044009   Applicant:三菱自動車工業株式会社
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