Pat
J-GLOBAL ID:200903009064152559
内包カーボンナノカプセル前駆体の製造方法およびこの前駆体を用いた内包カーボンナノカプセルの製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
清水 千春
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005273030
Publication number (International publication number):2007084364
Application date: Sep. 21, 2005
Publication date: Apr. 05, 2007
Summary:
【課題】 カーバイド相を形成し易い元素であっても被内包物質として使用でき、しかもそれを囲むカプセルのグラフェン層数、カプセルの粒子サイズおよびサイズ分布を制御することができる内包カーボンナノカプセルの製造方法を提供する。【解決手段】 陰極炭素棒と被内包物質を含有する陽極複合炭素棒とを対向させて両電極間に直流電流を流しアーク放電を生じさせる方法において、装置内のヘリウム圧力を15〜100Torrとすることによって、被内包物質を内包した2〜10nmの微小な内包カーボンナノカプセル状物質を内包カーボンナノカプセル前駆体として装置内壁に付着する煤中に生成させる。この前駆体を、真空中または不活性ガス雰囲気下で500〜3000°Cで加熱処理することにより内包カーボンナノカプセルを得ることができる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
陰極炭素棒と被内包物質を含有する陽極複合炭素棒とをヘリウム雰囲気中で対向させて両電極間に直流電流を流しアーク放電を生じさせることによって高温となる前記陽極複合炭素棒を蒸発させるようにした直流アーク放電装置を使用し、前記陽極複合炭素棒の蒸発物をヘリウム雰囲気中で冷却、凝縮させてその一部を前記装置内壁に煤として付着させる方法において、前記装置内のヘリウム圧力を15〜100Torrとすることによって、被内包物質を内包した2〜10nmの微小な内包カーボンナノカプセル状物質を内包カーボンナノカプセル前駆体として前記装置内壁に付着する煤中に生成させることを特徴とする内包カーボンナノカプセル前駆体の製造方法。
IPC (2):
FI (2):
C01B31/02 101F
, B01J13/02 A
F-Term (30):
4G005AA02
, 4G005AB15
, 4G005AB21
, 4G005BA15
, 4G005BB19
, 4G005BB22
, 4G005DA01X
, 4G005DA02Z
, 4G005DA04X
, 4G005DA11X
, 4G005EA03
, 4G005EA06
, 4G005EA08
, 4G146AA07
, 4G146AA13
, 4G146AA16
, 4G146AB08
, 4G146AC03A
, 4G146AC03B
, 4G146AD21
, 4G146AD28
, 4G146AD37
, 4G146BA01
, 4G146BC13
, 4G146BC17
, 4G146BC23
, 4G146BC38A
, 4G146BC38B
, 4G146DA03
, 4G146DA17
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
-
カーボンナノカプセル及びその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平6-301399
Applicant:日本カーボン株式会社, 財団法人ファインセラミックスセンター
-
カーボンカプセルの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平11-213093
Applicant:学校法人慶應義塾, 日本学術振興会
Cited by examiner (1)
-
発光体及びその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平7-297440
Applicant:ソニー株式会社
Article cited by the Patent:
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