Pat
J-GLOBAL ID:200903011042252783

疾病状態または分析物の濃度を判定するために組織を光学的に測定する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 川口 義雄 ,  一入 章夫 ,  小野 誠 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2002580799
Publication number (International publication number):2004531311
Application date: Mar. 07, 2002
Publication date: Oct. 14, 2004
Summary:
組織の表面上の形態的に類似し、実質的にオーバーラップせず、かつ好ましくは隣接する2つの領域で光学データを収集するための方法であり、その間、各々の領域の温度が温度プログラムに従って維持もしくは変更される。得られた光学データは、(糖尿病の疾病状態のような)疾病状態または物理的状況を示す(血中グルコースレベルのような)分析物の濃度を予測するのに使用されることが可能な数学関係式、例えばアルゴリズムに挿入される。本発明は、例えば糖尿病と非糖尿病といった疾病状態の間の区別に使用されることが可能である。この方法は、異なる温度刺激の下で皮膚から発する光学信号と臨床的に確立された疾病状態、例えば糖尿病の状態の間の関係を利用する校正用(トレーニング用)のセットを作成するステップを含む。この校正用セットは、他の被検者の疾病状態を予測するのに使用されることが可能である。疾病状態に起因する構造的変化ならびに循環系の変化が、ヒト組織、例えば前腕の皮膚の表面上の形態的に類似しているが実質的にオーバーラップしない2つの領域で判定され、各々の領域は異なる温度変更プログラムにかけられる。疾病の判定に加えて、本発明は組織中の分析物の濃度を判定するために使用されることもやはり可能である。本発明はまた、糖尿病のような疾病状態、あるいは血中グルコースレベルのような分析物の濃度を本発明の方法によって判定するための装置も提供する。
Claim (excerpt):
ヒトの組織内の疾病状態を判定するための方法であって、 (a)前記組織上の第1の領域で少なくとも1つの光学特性を測定し、データの第1のセットを得るステップを含み、前記第1の領域が第1の温度プログラムにかけられ、前記方法がさらに、 (b)前記組織上の第2の領域で少なくとも1つの光学特性を測定し、データの第2のセットを得るステップを含み、前記第2の領域が第2の温度プログラムにかけられ、前記第2の温度プログラムが前記第1の温度プログラムと異なっており、前記第2の領域が、前記第1の領域と形態的に類似しているが実質的にオーバーラップせず、前記方法がさらに、 (c)前記データの第1のセットおよび前記データの第2のセットを数学関係式に挿入し、数学出力を計算するステップと、 (d)前記数学出力を部類セレクタと比較し、前記ヒトの前記疾病状態を判定するステップとを含む方法。
IPC (2):
A61B5/145 ,  G01N21/35
FI (2):
A61B5/14 310 ,  G01N21/35 Z
F-Term (24):
2G059AA01 ,  2G059AA06 ,  2G059BB13 ,  2G059CC09 ,  2G059CC18 ,  2G059EE02 ,  2G059GG02 ,  2G059GG03 ,  2G059HH01 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ17 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK03 ,  2G059MM01 ,  2G059MM02 ,  2G059MM09 ,  2G059MM10 ,  2G059NN02 ,  2G059NN05 ,  4C038KK10 ,  4C038KL07 ,  4C038KM01 ,  4C038KX01
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

Return to Previous Page