Pat
J-GLOBAL ID:200903011767718842

鋼部材の表面処理方法及び表面処理鋼部材

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 今井 毅
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995345160
Publication number (International publication number):1997003528
Application date: Dec. 07, 1995
Publication date: Jan. 07, 1997
Summary:
【要約】【目的】 被処理部材が薄板部品であっても所望表面部位の安定した硬化等が可能な鋼部材の表面処理手段を確立し、高性能表面処理鋼部材を提供する。【構成】 高密度エネルギ-ビ-ム照射によって鋼部材の被処理部を表層のみが溶融した状態となし、続いて該溶融部の急冷を行う。また、この場合に、 a) 表層の溶融部が全溶融層とこれに隣接する不完全溶融層とで構成された状態になるようにする, b) 被処理部表層がオ-ステナイト化温度に保持した場合の“オ-ステナイト変態終了時間”以内の短時間で溶融状態となるようにする, c) 照射するエネルギ-ビ-ムを複数箇所に分配し、複数箇所の被処理部表層が同時に溶融状態となるようにする, c) 鋼部材全体の熱容量(又は肉厚)が被処理部の熱容量(溶融部深さ)の4倍以上となるようにする,等の手立てを講じるのが好ましい。これにより、母材金属が溶融し急冷凝固した表層部を備えて成る表面処理鋼部材が得られる。
Claim (excerpt):
高密度エネルギ-ビ-ム照射によって鋼部材の被処理部を表層のみが溶融した状態となし、続いて該溶融部の急冷を行うことを特徴とする、鋼部材の表面処理方法。
IPC (2):
C21D 1/09 ,  F16H 45/02
FI (2):
C21D 1/09 B ,  F16H 45/02 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

Return to Previous Page