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J-GLOBAL ID:200903012578191988

ニューラルネットワーク分類を使用する生物測定認識

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998501580
Publication number (International publication number):2000512047
Application date: Apr. 21, 1997
Publication date: Sep. 12, 2000
Summary:
【要約】生物測定認識装置は2つのフェーズを含む。すなわち、認可されたユーザの生物測定徴候のマスターパターンセットを作製することと、分類ニューラルネットワークを使用する証明とである。マスターパターンセットを作製するために、認可された生物測定ユーザの徴候の画像を複数の関心領域すなわち「特徴部」に分割する。装置は、識別目的にはどの特徴部が最も有用であるかを決定する。次いでこれらのマスター特徴部からマスターパターンが作製され、このようにしてマスターパターンセットを作製する。証明の間に、ユーザの試料パターンセットも同様に作製される。ニューラルネットワークを使用して、試料パターンセットをマスターパターンセットと比較して、ユーザを証明するべきか否かを決定する。
Claim (excerpt):
1.ユーザの生物測定徴候を証明する生物測定認識装置であって、 複数のマスターパターンセットを格納するデータ格納手段であって、各マスターパターンセットは複数の認可されたユーザの1人に対応し、該マスターパターンセットの各々は複数のマスター特徴部と該複数のマスター特徴部のマスター向きデータとによって規定されるデータ格納手段と、 マスターパターンセットと該生物測定徴候との間の類似度のレベルを表す比較ベクトルを作製するベクトル生成手段と、 該比較ベクトルに基づいて分類識別子を生成するニューラルネットワークであって、該分類識別子は該ユーザの生物測定徴候が証明されるべきものであるか否かを示すニューラルネットワークと、 を具備する生物測定認識装置。 2.前記ベクトル生成手段は、 前記マスター特徴部の各々に最良に一致する前記生物測定徴候内の試料特徴部を識別するための識別手段と、 該マスター特徴部の各々に最良に一致する該試料特徴部に基づいた試料向きデータを生成するパターン生成手段と、 前記マスター向きデータと該試料向きデータとを比較して比較向きデータを作製する手段と、 を具備し、 前記比較ベクトルは該比較向きデータに基づいており、該マスター特徴部とそれらの対応する試料特徴部との類似度にも基づく請求項1記載の生物測定認識装置。 3.前記識別手段は相関関数を使用して前記マスター特徴部とそれらの対応する試料特徴部との類似度を決定する請求項2記載の生物測定認識装置。 4.前記マスター向きデータ及び前記試料向きデータは、前記マスター特徴部の間の線の長さと、前記試料特徴部の間との線の長さと、該線の長さのスロープデータとを含む請求項2記載の生物測定認識装置。 5.前記比較向きデータは、前記マスター特徴部の線の長さと前記試料特徴部の対応する線の長さとの間の差及び該対応する線の長さの対応するスロープデータの間の差を取ることによって作製される請求項4記載の生物測定認識装置。 6.前記比較向きデータは、前記マスター特徴部の線の長さと前記試料特徴部の対応する線の長さとの間の比及び該対応する線の長さの対応するスロープデータの間の差を取ることによって作製される請求項5記載の生物測定認識装置。 7.前記生物測定徴候の画像を取得してそれから試料画像を作製するための生物測定パターン取得手段を更に具備する請求項1記載の生物測定認識装置。 8.前記データ格納手段は前記生物測定徴候に関するデータを更に格納する請求項7記載の生物測定認識装置。 9.前記データは前記試料画像内の前記マスター特徴部の予想される位置を含む請求項8記載の生物測定認識装置。 10.前記識別手段は、前記マスター特徴部の各々に最良に一致する試料特徴部を識別するときに、前記試料画像内の前記予想される位置をサーチする請求項9記載の生物測定認識装置。 11.前記ベクトル生成手段は複数の比較ベクトルを作製し、前記装置は、前記ニューラルネットワークから分類識別子を受け取り、一致を示す分類識別子の数を合計して該合計数を作製し合計数を域値と比較して該合計数が該域値を超えるときに一致信号を出力する限界手段を更に具備する請求項1記載の生物測定認識装置。 12.前記域値は頻度密度関数に基づく請求項11記載の生物測定認識装置。 13.前記ユーザとのインターフェースを提供するインターフェース手段を更に具備する請求項1記載の生物測定認識装置。 14.ユーザの生物測定徴候のマスターパターンセットを生成する方法であって、 (a)該生物測定徴候の画像を取得して生物測定パターン画像を作製するステップであって、該生物測定パターン画像は複数の特徴部を含むステップと、 (b)該生物測定パターン画像内の各特徴部を該生物測定パターン画像内の他のすべての特徴部と比較するステップと、 (c)ステップ(b)の結果に基づいて該生物測定パターン画像内の各特徴部に独特値を割り当てるステップと、 (d)該独特値に基づいて、該生物測定パターン画像内の該特徴部から複数のマスター特徴部を選択するステップと、 (e)該マスター特徴部に基づいてマスターパターンを規定するステップと、 (f)該マスターパターン及びマスター特徴部をマスターパターンセットとして格納するステップと、 を含むマスターパターンセット生成方法。 15.前記マスターパターンは、前記マスター特徴部に基づいて及び該マスター特徴部の間の位置関係を記載する向きデータに基づいて規定される請求項14記載のマスターパターンセット生成方法。 16.前記向きデータは前記複数のマスター特徴部の間の線の長さと該線の長さのスロープデータとを含む請求項15記載のマスターパターンセット生成方法。 17.1つの特徴部に対する前記独特値は該特徴部の他の特徴部に対する独特さに基づいて及び該特徴部内の変化に基づいて規定される請求項14記載のマスターパターンセット生成方法。 18.前記マスター特徴部は前記独特値に基づいて選択され、前記生物測定パターン画像の領域においてどの特徴部が最も高い独特値を有するかにも基づいている請求項14記載のマスターパターンセット生成方法。 19.ユーザの生物測定パターンを証明する方法であって、認可された生物測定パターンが格納されて、対応する生物測定パターンの複数のマスター特徴部に基づいた複数のマスターパターンから構成される対応マスターパターンセットによって表される方法において、 (a)証明する対象の生物測定パターンの画像を取得してそれから試料パターン画像を作製するステップであって、該試料パターン画像は複数の試料特徴部を含むステップと、 (b)マスターパターンセットを検索するステップと、 (c)該検索されたマスターパターンセット内の各マスター特徴部を該試料特徴部と比較し、そこからどの試料特徴部が各マスター特徴部に最良に一致するかを決定して、それから一致した試料特徴部のセットを作製するステップと、 (d)該一致した試料特徴部のセットに基づいて試料パターンを規定するステップと、 (e)該試料パターンを該マスターパターンと比較するステップと、 (f)比較ステップ(e)が是認であるときに該試料パターン画像を証明するステップと、 を含む生物測定パターン証明方法。 20.前記比較ステップ(e)は、 (e1)前記試料パターンを前記マスターパターンと比較してパターン差ベクトルを生成するステップと、 (e2)該パターン差ベクトルを分析して、それから該試料パターンと該マスターパターンとが一致するかどうかを示す分類識別子を作製するステップと、 (e3)該分類識別子が域値を超えるならば、該試料パターンは該マスターパターンセットに一致すると決定するステップと、 を更に含む請求項19記載の生物測定パターン証明方法。 21.ニューラルネットワークが前記パターン差ベクトルを分析する請求項20記載の生物測定パターン証明方法。 22.ユーザ識別情報を受け取るステップを更に含む請求項19記載の生物測定パターン証明方法。 23.前記ステップ(b)で検索された前記マスターパターンセットは前記ユーザ識別情報に基づいて選択される請求項22記載の生物測定パターン証明方法。 24.ユーザの生物測定パターンを証明する方法であって、 該ユーザからマスターパターンセットを格納するステップであって、該マスターパターンセットは、複数のマスター特徴部と該複数のマスター特徴部のマスター向きデータによって規定されるステップと、 証明する対象のユーザから試料生物測定パターンを取得するステップと、 該複数のマスター特徴部の各々に最良に一致する該試料生物測定パターン内の試料特徴部を識別するステップと、 該識別された試料特徴部によって生成されるパターンに基づいて試料向きデータを生成するステップと、 該マスター向きデータと該試料向きデータとを比較して比較向きデータを作製するステップと、 該複数のマスター特徴部とその対応する識別された試料特徴部との類似に基づいて、及び該比較向きデータに基づいて比較ベクトルを作製するステップと、 該比較ベクトルに基づいて分類識別子を作製するステップと、 該分類識別子が一致を示すのであれば該生物測定パターンを証明するステップと、 を含む生物測定パターン証明方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 指紋照合装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-002588   Applicant:富士通株式会社
  • 指紋照合装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-086477   Applicant:富士通株式会社
  • 指紋照合方法及びその装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-344756   Applicant:富士通株式会社
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