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J-GLOBAL ID:200903013466023515

廃プラスチックの油化法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994153377
Publication number (International publication number):1996020780
Application date: Jul. 05, 1994
Publication date: Jan. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 廃プラスチック中の塩化水素を最大限有効に利用しつつ、塩化水素を効率的に除去した生成油を廃プラスチックから製造する油化法を提供することにある。【構成】 好ましくは一般家庭から生じたゴミプラスチックからなる廃プラスチックを溶融させて、塩化ビニル系樹脂の熱分解により生じた塩化水素を抽出して、有効に利用し、次いで廃プラスチックをさらに加熱して、炭化水素蒸気にし、この炭化水素蒸気中の残留塩化水素を溶融苛性ソーダと接触させ、中和反応によって残留塩化水素を炭化水素蒸気から吸収除去することによって、前もって熱分解により塩化水素を抽出して最大限利用しつつ、残った塩化水素を炭化水素蒸気を蒸気状態に維持しつつ、従来の吸着法による問題を生じることなく効果的に塩化水素を吸収除去し、塩化水素を含有しない生成油を製造することが可能になる。
Claim (excerpt):
廃プラスチックを溶融させて、塩化ビニル系樹脂の熱分解により生じた塩化水素を抽出する段階と、廃プラスチックをさらに加熱して、炭化水素蒸気にする段階とを含む廃プラスチックの油化方法において、前記炭化水素蒸気中の残留塩化水素を溶融苛性ソーダと接触させ、中和反応によって残留塩化水素を炭化水素蒸気から吸収除去する段階をさらに含むことを特徴とする油化方法。
IPC (3):
C10G 1/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (3)

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