Pat
J-GLOBAL ID:200903014542083391
五員環アニオン塩又はテトラアザペンタレン誘導体と、イオン伝導性物質としてのそれらの使用
Inventor:
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,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998529514
Publication number (International publication number):2000508676
Application date: Dec. 30, 1997
Publication date: Jul. 11, 2000
Summary:
【要約】本発明は、アニオン負荷が非局在化されているイオン性化合物に関する。本発明が開示する化合物は全体の電子的中性を保証するために充分な数で、少なくとも1つのカチオン部分Mm+に結合したアニオン部分を含み;該化合物はヒドロキソニウム、ニトロソニウム NO+、アンモニウム NH4+、原子価mを有する金属カチオン、原子価mを有する有機カチオン、又は原子価mを有する有機金属カチオンとしてのMをさらに含む。アニオン負荷は五員環状核によって又は電子求引置換基を有するテトラアザペンタレン誘導体によって有される。該化合物は特にイオン伝導性物質、電子伝導性物質、着色剤、及び種々な化学反応の触媒として使用可能である。
Claim (excerpt):
全体の電子的中性を保証するために充分な数で、少なくとも1つのカチオン部分Mに結合した少なくとも1つのアニオン部分を含むイオン性化合物であって、Mがヒドロキソニウム、ニトロソニウム NO+、アンモニウム NH4+、原子価mを有する金属カチオン、原子価mを有する有機カチオン、又は原子価mを有する有機金属カチオンであることと、アニオン部分が五員環状であるか又はテトラアザペンタレンから誘導されたものであり、下記式:[式中、基-Xi-は相互から独立的に-N=、-N--、-C(Yc)=、-C-(Yc)-、-S(=O)(Qs)=、-S(Qs)=又は-P(Q’)(Q”)=から選択された基を表す、環を形成する5個の基-Xi-のなかで、4個以下の基-Xi-は水素原子を含み、2個以下の基-Xi-は硫黄原子を含む、但し、これらは環に隣接せず、1個以下の基-Xi-はリン原子を含む; ・Q’とQ”は相互から独立的に(C1-C8)ペルハロアルキル若しくはペルハロアルケニルラジカル、場合によってはハロゲン化される(C6-C12)アリール若しくはアルキルアリールラジカルを表し、各々がオキサ、チア、アザ置換基を含有することができる; ・Qsは下記: (a)アルキル若しくはアルケニルラジカル、アリール、アリールアルキル、アルキルアリール若しくはアルケニルアリールラジカル、多環状ラジカルを含めた脂環式又は複素環式ラジカル、前記ラジカルは場合によってはハロゲン化若しくはペルハロゲン化されることができる及び/又は場合によっては少なくとも1つのエーテル、チオエーテル、アミン、イミン、アミド、カルボキシル、カルボニル、イソシアネート、イソチオシアネート、ヒドロキシ官能基を有する; (b)単環式、多環式又は縮合芳香族ラジカル、これらのラジカルにおいて芳香核及び/又は核の少なくとも1つの置換基は例えば窒素、酸素、硫黄のようなヘテロ原子を含む; (c)ポリマーラジカル; (d)1つ以上のカチオンイオノホア基及び/又は1つ以上のアニオンイオノホア基を有するラジカル;から選択されるラジカルである; ・Yc又はYはH、又は下記: *F、Cl、Br、-C≡N、-S-C≡N、-N=C=S、-N=C=O、-NO2、CnF2n+1-、CnF2n+1-O-、CnF2n+1-CH2-、-OC2F4H、-SCF3、-SCnF2n+1、-SC2F4H、-OCF=CF2、-SCF=CF2、FSO2; *ラジカルQSO2-、-CO2Q、Q-N-SO2-、QCO-、これらのラジカルにおいてQはQsに関して定義された置換基から選択される; *場合によっては少なくとも1つの窒素、酸素、硫黄又はリン原子を含有する、1つ以上の芳香核を含むラジカル、前記核は場合によっては縮合核であることができる及び/又は該核は場合によっては、ハロゲン、-CN、-NO2、-SCN、-N3、CF2=CF-O-、RF-及びRFCH2-ラジカル(式中、RFは炭素数1〜12のペルフルオロアルキルラジカルである)、フルオロアルキルオキシ基、フルオロアルキルチオキシ基、アルキル、アルケニル、オキサ-アルキル、オキサ-アルケニル、アザ-アルキル、アザ-アルケニル、チア-アルキル、チア-アルケニルラジカル、ポリマーラジカル、少なくとも1つのカチオンイオノホア基及び/又は1つ以上のアニオンイオノホア基を有するラジカルから選択される少なくとも1つの置換基を有することができるから成る群から選択される電子求引基を表す; ・又は、一方ではYc、Qs、Q’及びQ”からの2置換基と、他方では2置換基Yとが共に4〜8鎖を有する環を形成し、前記環は場合によっては芳香族共役性を有する; ・又は、置換基Y、Yc若しくはQsからの1つが、少なくとも1つの五員環アニオン基に結合した若しくは上記で定義したようなテトラアザペンタレンに由来する多価ラジカル(デンドリマーを含む)である; ・又は、置換基Y、Yc若しくはQsからの1つが、ポリマーの反復単位を表す]のいずれかに対応することを特徴とする上記イオン性化合物。
IPC (23):
C07C255/46
, B01J 31/02 103
, C07B 37/02
, C07B 41/06
, C07C317/44
, C07D233/90
, C07D249/04
, C07D249/10
, C07D307/54
, C07D311/58
, C07D333/16
, C07D333/24
, C07D405/06
, C07F 9/6584
, C08F 2/48
, C08F 4/00
, C08F 4/60
, C08F216/14
, C08F228/02
, C08G 73/00
, C08G 77/04
, C08J 3/28
, C07B 61/00 300
FI (23):
C07C255/46
, B01J 31/02 103 X
, C07B 37/02
, C07B 41/06 B
, C07C317/44
, C07D233/90 B
, C07D249/04
, C07D249/10
, C07D307/54
, C07D311/58
, C07D333/16
, C07D333/24
, C07D405/06
, C07F 9/6584
, C08F 2/48
, C08F 4/00
, C08F 4/60
, C08F216/14
, C08F228/02
, C08G 73/00
, C08G 77/04
, C08J 3/28
, C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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テトラゾール-5-カルボン酸誘導体の製法
Gazette classification:公表公報
Application number:特願平6-517630
Applicant:スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (15)
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LIEBIGS ANNALEN DER CHEMIE, 1992, 4, p.413-414
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LIEBIGS ANNALEN DER CHEMIE, 1991, 3, p.243-251
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JOURNAL OF THE CHEMICAL SOCIETY, CHEMICAL COMMUNICATIONS, 1990, 16, p.1128-1129
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JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY, 1966, 88(17), p.4055-4060
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JOURNAL OF THE CHEMICAL SOCIETY, CHEMICAL COMMUNICATIONS, 1995, 8, p.841-842
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Tetrahedron Letters, 1995, 36(51), p.9293-9296
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Journal of Heterocyclic Chemistry, 1985, 22(6), p.1689-1691
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Zhurnal Obshchej Khimii, 1980, 50(10), p.2318-2322
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JOURNAL OF FLUORINE CHEMISTRY, 1995, 72(1), p.135-145
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JOURNAL OF FLUORINE CHEMISTRY, 1995, 72(1), p.95-106
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Khimiya Geterotsiklicheskikh Soedinenii, 1984, 11, p.1556-1564
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Synthesis, 1992, 4, p.398-402
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Izvestiya Akademii Nauk SSSR, Seriya Khimicheskaya, 1987, 10, p.2390-2391
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Chem.Ber., 1978, 111(6), p.2099-2107
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