Pat
J-GLOBAL ID:200903014680683758
ラマン散乱光増強装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
工業技術院産業技術融合領域研究所長
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996093555
Publication number (International publication number):1997257578
Application date: Mar. 22, 1996
Publication date: Oct. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】 金属表面近傍に存在するあらゆる試料からの極微弱なラマン散乱光成分を増強し、高感度で観測し分析する装置に関するものである。【解決手段】 ATR法によりプリズム底面へのp偏光レーザー光の入射角と空隙厚さを共鳴条件に一致させることにより、金属表面プラズモンを共鳴励起する。それによって増強された金属表面近傍の電場は、理論計算により金属の誘電率に依存するが、金銀銅以外の遷移金属についても十分大きいことが確められた。この局所電場によりその近傍に存在する化学種からのラマンバンド強度を増強する。コーン上に放射されるラマン散乱光を全て集光し、分光器に伝達することにより非常に効率的な増強が得られる。
Claim (excerpt):
遷移金属表面付近に存在する試料からのラマン散乱光を、試料に焦点を置く照射・集光のための光学系、及び金属表面プラズモンを励起するためのATR-SPP光学系により増強する装置。
IPC (3):
G01J 3/44
, G01N 21/27
, G01N 21/65
FI (3):
G01J 3/44
, G01N 21/27 C
, G01N 21/65
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
-
表面プラズモン共鳴を利用した測定装置
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平5-054296
Applicant:オリンパス光学工業株式会社, 理化学研究所
Return to Previous Page