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J-GLOBAL ID:200903016148383919

バルブ機構を有する微小ケミカルデバイス

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 勝利
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999246872
Publication number (International publication number):2001070784
Application date: Sep. 01, 1999
Publication date: Mar. 21, 2001
Summary:
【要約】【課題】 微小で構造が単純な、流路の開閉機構や流量調節機構を備えた微小ケミカルデバイス提供すること。【解決手段】 少なくともその一方が特定範囲の引張弾性率を有する軟質素材で構成された特定範囲の厚みの部材である2つの部材間に、毛細管状の流路と、流路の途上に特定形状の空隙部を形成し、該空隙部を部材外から圧迫する機構を備えることにより、流路の開閉や流量調節を行う。また、該空隙部に相対する部材外表面に凸構造を設ける。
Claim (excerpt):
(イ)部材(A)と部材(B)の間に、流路となる部分を除いて固体状物質を充填することにより、もしくは(ロ)表面に溝を有する部材(A)の溝が形成された面に他の部材(B)を接着することにより、互いに接着された部材(A)と部材(B)との間に、部材(A)と部材(B)との接着面に垂直な方向から見て幅1〜1000μm 、奥行き1〜1000μm の毛細管状の流路が形成された微小ケミカルデバイスであって、?@毛細管状の流路の途上に空隙部を有し、該空隙部の幅が毛細管状の流路の幅の0.5〜100倍であって、該空隙部の最大の奥行きと最大の幅との比が1以下であること、(ただし、該空隙部の部材(A)と部材(B)との接着面と平行な面における流路方向の長さを空隙部の長さ、該空隙部の該流路方向に対して垂直となる断面における該接着面に平行な方向の寸法及び垂直な方向の寸法をそれぞれ空隙部の幅及び奥行きとする。)?A部材(A)及び部材(B)の少なくとも一方が、空隙部に相対する部分が引張弾性率が1〜700MPaの素材で構成されており、かつ、そのような引張弾性率を有する素材で構成された空隙部に相対する部分の厚みの最小値が10〜3000μm の範囲にあること、及び?B毛細管状の流路の途上に設けられた空隙部を、上記?Aで規定された引張弾性率と厚みとを有する部分を隔てて圧迫する機構を有すること、を特徴とする微小ケミカルデバイス。
IPC (4):
B01J 19/00 ,  B01J 4/00 104 ,  F16K 7/12 ,  G01N 27/447
FI (5):
B01J 19/00 Z ,  B01J 4/00 104 ,  F16K 7/12 A ,  F16K 7/12 B ,  G01N 27/26 301 Z
F-Term (9):
4G068AA02 ,  4G068AA03 ,  4G068AB11 ,  4G068AC20 ,  4G068AF01 ,  4G075AA01 ,  4G075AA39 ,  4G075EB21 ,  4G075FB12
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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