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J-GLOBAL ID:200903017364022048

連続鋳造設備におけるブレークアウト検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萩原 康弘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000230858
Publication number (International publication number):2002035908
Application date: Jul. 31, 2000
Publication date: Feb. 05, 2002
Summary:
【要約】【課題】 溶鋼の連続鋳造において、鋳型内の鋳片に発生したブレークアウトを精度良く検出方法に関するものである。【解決手段】 鋳型に埋設した複数の温度計測手段で鋳型温度を計測し、鋳型温度計測値に基づき鋳型鋳造異常を検出する方法において、鋳型方向に間隔をおいて鋳型の複数箇所に埋設した温度計測手段で鋳型温度を計測し、鋳型温度計測値に基づいて各計測点における鋳型内面での熱流束を伝熱逆問題手法を用いて推定し、該熱流束値の変化を、その変化開始点から1次遅れ値を求め、前記の算出した上側の熱流束値と、前記1次遅れ値とから熱流束の差を鋳造方向別に求め、鋳造上流側の熱電対位置における前記熱流束差と下流側熱電対位置間の距離および鋳片の引抜速度から求められる鋳片の移動時間後の下流側熱電対差積算値を算出し、該積算値が所定値以上となるときを、凝固シェル破断に起因するブレークアウトの発生とする連続鋳造設備におけるブレークアウト検出方法。
Claim (excerpt):
鋳型に埋設した複数の温度計測手段で鋳型温度を計測し、鋳型温度計測値に基づき鋳型鋳造異常を検出する方法において、鋳型方向に間隔をおいて鋳型の複数箇所に埋設した温度計測手段で鋳型温度を計測し、鋳型温度計測値に基づいて各計測点における鋳型内面での熱流束を伝熱逆問題手法を用いて推定し、該熱流束値の変化をその変化開始点から1次遅れ値を求め、前記の算出した上側の熱流束値と、前記1次遅れ値とから熱流束の差を鋳造方向別に求め、鋳造上流側の熱電対位置における前記熱流束差と下流側熱電対位置間の距離および鋳片の引抜速度から求められる鋳片の移動時間後の下流側熱電対差積算値を算出し、該積算値が所定値以上となるときを、凝固シェル破断に起因するブレークアウトの発生とすることを特徴とする連続鋳造設備におけるブレークアウト検出方法。
F-Term (2):
4E004MC12 ,  4E004PA07
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (9)
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Cited by examiner (9)
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