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J-GLOBAL ID:200903017413773291

耐熱アルカリプロテアーゼおよびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉浦 俊貴
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991262094
Publication number (International publication number):1993153976
Application date: Oct. 09, 1991
Publication date: Jun. 22, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 耐熱性に優れ、アルカリ性において高い活性を示す耐熱アルカリプロテアーゼおよびその製造方法の提供。【構成】 分子量:約30000 、紫外線吸収スペクトル:275 〜280 nmに極大吸収、吸光係数(E1%、1cm、280nm ):7.1 、水に可溶、メチルアルコール等に不溶、カゼインを基質にした場合の至適pH:12〜13、2.5mM カルシウムイオン存在下40°C、1 時間保温した場合にpH5〜12では安定であり、カゼインを基質にした場合の至適温度は10mMカルシウムイオン存在下において85°Cであり、pH10で10分間の処理では60°Cまでは安定であり、80°Cでは50%の残存活性があり、90°Cでは完全に失活する。また、カルシウムイオンで安定化され、PCMBまたはEDTAでは失活せず、DFPでは失活し、比活性は:4080U/mg。である。バチルス属に属する新規な微生物により製造される。
Claim (excerpt):
下記特性を有することを特徴とする耐熱アルカリプロテアーゼ。(a) 分子量:約30000 (SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により測定)、(b) 水溶液の紫外線吸収スペクトル:極大吸収は275 〜280 nm、(c) 吸光係数(E1%、1cm、280nm ):7.1、(d) 溶解性:水に可溶、メチルアルコール、エチルアルコール、アセトンおよびエーテルに不溶、(e) カゼインを基質にした場合の至適pH:12〜13、(f) pH安定性:2.5mM カルシウムイオン存在下において、40°C、1 時間保温した場合、pH5〜12で安定、(g) カゼインを基質にした場合の至適温度:10mMカルシウムイオン存在下において85°C、(h) 熱安定性:pH10で10分間の処理では60°Cまでは安定であり、80°Cでは50%の残存活性があり、90°Cでは完全に失活、(i) 安定化および阻害:カルシウムイオンで安定化され、PCMB(パラクロロマーキュリック安息香酸)またはEDTA(エチレンジアミン四酢酸)では失活せず、DFP(ジイソプロピルクロロホスフェート)では失活、(j) 比活性:4080U/mg。
IPC (3):
C12N 9/54 ZNA ,  C12N 9/54 ,  C12R 1:07
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平2-255087

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