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J-GLOBAL ID:200903018996353860

収穫物の葉、茎、殻、皮など、廃棄物、未利用物、再利用物、及び再生物を素材としたトレー、皿、盆、弁当箱、箱、パック、カップ等の容器。ボウル、板等の板状加工品。

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999171476
Publication number (International publication number):2000229661
Application date: Feb. 23, 1998
Publication date: Aug. 22, 2000
Summary:
【要約】この発明は、土中で分解し得る又、焼却処分においても殆ど有毒有害物質を放出しない安価大量生産可能な容器に関するものである。この容器は、収穫物や葉茎殻皮などを素材とし、防水を高めるために、ゼラチンフイルムや、澱粉質フイルムを使用する。ゼラチンフイルムには乾燥させた炭水化物の粉を0,02%〜0,2%混ぜることにより、熱湯などの影響でゼラチンが溶解するのを防止する。また、繋ぎの糊には蛋白質糊などの食用糊を使用する。[課題] 化学製品の容器から、自然界に存在する天然素材製品のみを使用した容器への転換。[解決手段] 本発明は、殆ど自然界に存在するものを使用した容器である。収穫物の未利用物を主素材とし、安価大量生産を可能にした。電子レンジによる急激な温度変化によっでも、環境ホルモンなど有害物質の放出は殆ど無い。また土中においては土に分解し得る製品である。
Claim (excerpt):
イ) 製品を形成する素材、葦・藁・とうもろこし・竹・コーリャン・ケナフ・椰等の繊維を編物または不織布にして、板状加工品を造る。その後、かな型プレスにて製品に仕上げる。このとき同時に加熱滅菌する。その温度は素材により異なる。防水性を高めるため、表面に食用防水フイルムを貼ることがある。食用防水フイルムとは、ゼラチンフイルムや、澱粉質フイルム、ポリビニルアルコールフイルム等のことである。ゼラチンフイルムを用いる場合、乾燥した炭水化物を0,02%〜0,2%加える。これは熱湯等でゼラチンが溶解するのを防止する。ロ) 製品を形成する素材の繊維をチップ状、またはパウダー状にて利用する。製品に仕上げるとき、高温滅菌処理が同時に行われる。繋ぎの糊はゼラチン糊などの食用糊を用い、防水性を高めるため防水物質を混入することがある。防水物質とは、柿渋や、漆、ポリビニルアルコール類のことである。以上イ)、ロ)の構成を有する容器・板状加工品。
F-Term (8):
3E086AD01 ,  3E086AD02 ,  3E086AD05 ,  3E086AD06 ,  3E086BA18 ,  3E086BA29 ,  3E086BB87 ,  3E086BB90
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 蓋つき紙製容器
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-060087   Applicant:株式会社ギンポーパック
  • 可分解性容器の製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-032784   Applicant:劉永寛

  • Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-259384   Applicant:西野博昭, 佐々木隆典
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