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J-GLOBAL ID:200903019108108809

二次電池の充電率推定装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 和泉 良彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002150583
Publication number (International publication number):2003346914
Application date: May. 24, 2002
Publication date: Dec. 05, 2003
Summary:
【要約】【課題】充電率を正確に推定できる二次電池の充電率推定装置を提供する。【解決手段】二次電池の電池モデルを(数1)式で定義し、開路電圧V0を(数2)式で近似することで(数1)式を(数3)式とし、(数3)式と等価な(数4)式に対して適応デジタルフィルタ演算を行い、A(s)とB(s)の係数パラメータを一括推定する適応デジタルフィルタ演算手段7と、これらの推定値を(数1)式と等価な(数5)式に代入してGlp2(s)・V0を算出し、開路電圧V0の代用とする開路電圧演算手段8と、予め求めた開路電圧V0と充電率との関係に基づいて充電率を推定する充電率推定手段9とを備え、かつ(数5)式におけるGlp2(s)の応答性を、(数4)式におけるGlp1(s)の応答性よりも速く設定した二次電池の充電率推定装置。適応デジタルフィルタで逐次推定されるパラメータの精度を良好にし、かつGlp2(s)・V0の応答遅れを小さくできる。
Claim (excerpt):
二次電池の電流Iと端子電圧Vとを計測し、適応デジタルフィルタを用いて、上記電流Iと端子電圧Vの計測値から開路電圧V0を推定し、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCとの関係に基づいて充電率を推定する充電率推定装置であって、二次電池の電池モデルを下記(数1)式に示すように定義し、開路電圧V0を下記(数2)式で近似することで(数1)式を下記(数3)式とし、(数3)式と等価な下記(数4)式に対して適応デジタルフィルタ演算を行い、A(s)とB(s)の係数パラメータを一括推定する適応デジタルフィルタ演算手段と、これらの推定値を(数1)式と等価な下記(数5)式に代入してGlp2(s)・V0を算出し、これを開路電圧V0の代用とする開路電圧演算手段と、予め求めた開路電圧V0と充電率SOCとの関係に基づいて充電率を推定する充電率推定手段と、を備え、かつ、(数5)式におけるローパスフィルタGlp2(s)の応答性を、(数4)式におけるローパスフィルタGlp1(s)の応答性よりも速く設定したことを特徴とする二次電池の充電率推定装置。【数1】【数2】【数3】【数4】【数5】ただし、上記各式においてA(s)、B(s)は下記(数6)式で示す。【数6】sはラプラス演算子、A(s)とB(s)はsの多項式関数で次数はn、dは変数、Glp1(s)およびGlp2(s)はローパスフィルタ特性を持つ伝達関数であり、n+1以上の次数を有する。
IPC (2):
H01M 10/48 ,  G01R 31/36
FI (2):
H01M 10/48 P ,  G01R 31/36 A
F-Term (15):
2G016CB12 ,  2G016CB13 ,  2G016CC02 ,  2G016CC07 ,  2G016CC13 ,  2G016CC23 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CF06 ,  2G016CF07 ,  5H030AA04 ,  5H030AS20 ,  5H030FF22 ,  5H030FF42 ,  5H030FF44
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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