Pat
J-GLOBAL ID:200903020577412282

超電導コイルおよびその製造方法並びに超電導ワイヤ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995257980
Publication number (International publication number):1996172013
Application date: Oct. 04, 1995
Publication date: Jul. 02, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】クエンチの発生を抑制するとともに、常電導状態への遷移を抑制が可能な超電導コイル及びその製造方法を提供する。【解決手段】巻枠の外周に絶縁材料で被覆された超電導線13を張力を加えながら巻回して巻線部4を形成し、超電導線間に接着用樹脂14を含浸させ、熱処理によって巻線部4と巻枠間の接触面圧を低下させ、常電導状態への遷移を十分に抑制する。また、超電導線に絶縁材を被覆して絶縁超電導線とし、これに張力を加えながら巻線部を形成する際、内層に比べ外層で絶縁超電導線の巻回張力を大きくし、超電導線の曲面部相互間に非鋭角の空洞を設けて残留圧縮応力を大きくして剥離を発生しにくくし、隣接超電導線の曲面部相互間で融着材に作用する熱応力を低減させて、クラックや摩擦熱の発生を防止し、クエンチの発生を抑制する。
Claim (excerpt):
縦弾性係数が50(GPa) 以上、室温と温度77(K) の間の熱収縮率が0.35%以上の材料からなる巻枠と、絶縁材料で被覆された超電導線と、前記巻枠の外周に、絶縁材料で被覆された超電導線を張力を加えながら巻回して形成された巻線部と、を備え、前記超電導線間に接着用材料を含浸させ、熱処理によって前記接着用材料を硬化させるとともに、前記巻線部と前記巻枠間の接触面圧を低下させたことを特徴とする超電導コイル。
IPC (3):
H01F 6/06 ,  H01F 6/06 ZAA ,  H01F 41/06 ZAA
FI (2):
H01F 5/08 C ,  H01F 5/08 ZAA N
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (9)
  • 特開平4-142707
  • 特開平4-032207
  • 特開昭60-183714
Show all

Return to Previous Page