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J-GLOBAL ID:200903021551187899
スピンフィルタ及びスピン状態分離方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
三好 秀和
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004207692
Publication number (International publication number):2006032570
Application date: Jul. 14, 2004
Publication date: Feb. 02, 2006
Summary:
【課題】不均一磁場や磁性体を用いなくても、半導体中を伝搬するキャリアの異なるスピン状態を分離するのに充分なスピンの偏向角度を得ることができるスピンフィルタおよびスピン状態分離方法を提供する。【解決手段】スピンフィルタ10は、y軸方向に厚さの異なったゲート絶縁層12を挿入することにより、二次元電子ガスチャネル14にかかる有効なゲート電圧の勾配が生じるため、ゲート電極11の下にある二次元電子ガスチャネル14のg-因子はy軸方向に空間的に勾配を生じるようになっている。従って、この空間を電子スピンがx軸方向に伝搬する間に、スピン上向きキャリアと下向きキャリアは逆方向に力を受け、スピンは空間的に分離する。【選択図】図3
Claim (excerpt):
半導体中を伝搬するキャリアのスピン状態毎にキャリアを分離するスピンフィルタであって、
前記キャリアが伝搬する方向に対して垂直な方向に均一磁場を印加する均一磁場印加手段と、
前記キャリアを閉じこめて、前記キャリアを伝搬する半導体チャネルと、
前記半導体チャネルにゲート電圧を印加する電圧印加手段と、
を有し、前記ゲート電圧によって、前記半導体チャネルのg-因子を、印加された磁場方向と同一方向に空間勾配をもたせて非一様となるように制御することを特徴とするスピンフィルタ。
IPC (2):
FI (3):
H01L29/66 M
, H01L29/66 C
, H01L29/06 601Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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磁電変換素子
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平7-265207
Applicant:松下電器産業株式会社
Article cited by the Patent:
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