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J-GLOBAL ID:200903021604126501

低温空気分離によるアルゴン製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999161994
Publication number (International publication number):2000055542
Application date: Jun. 09, 1999
Publication date: Feb. 25, 2000
Summary:
【要約】【課題】 低温空気分離方法によって、実質的に窒素を含まないアルゴンを回収する方法を提供する。【解決手段】 空気等101を窒素が富化された塔頂物105と酸素が富化された塔底物115とに分離する第1の蒸留塔103を少なくとも有する一次蒸留系、及びこの一次蒸留系に含まれる蒸留塔129からのアルゴンを含む供給物流れ135を精留して本質的に酸素を含まないアルゴン塔頂物151を製造するサイドアーム塔139を操作して、空気の低温分離によって少なくとも窒素含有率が低下した粗製アルゴン製品175を回収する方法であって、前記サイドアーム塔139と結合した窒素を除去するための蒸留塔145を使用する方法とする。
Claim (excerpt):
窒素、酸素及びアルゴンを含む供給混合物を窒素が富化された塔頂物と酸素が富化された塔底物とに分離する第1の蒸留塔を少なくとも有する一次蒸留系、及びこの一次蒸留系に含まれる蒸留塔からのアルゴンを含む供給物流れを精留して本質的に酸素濃度が低下したアルゴン塔頂物を製造するサイドアーム塔で実施する空気を低温分離して窒素含有率が低下した粗製アルゴン製品を少なくとも回収する方法であって:(a)アルゴンを含む供給物流れがサイドアーム塔に入る箇所よりも上のサイドアーム塔の箇所から、窒素を含みアルゴンに富む側流を引き出す工程;(b)工程(a)の、引き出された前記窒素を含みアルゴンに富む側流を窒素除去塔に供給して、含まれている窒素を取り出す工程であって、前記窒素除去塔が、窒素含有率が低いアルゴンに富む側流を供給される箇所よりも下に配置された回収部を少なくとも有し、且つこの窒素除去塔の回収部で蒸気による焚き上げを行う工程;(c)窒素除去塔の塔底から、窒素含有率が低下した粗製アルゴン製品を回収して取り出す工程;及び(d)窒素含有率が低いアルゴンに富む前記側流の供給物が供給される箇所と一致する箇所又はそれよりも上の箇所で、窒素除去塔の上向きに流れる蒸気の少なくとも一部を窒素除去塔から取り出し、そしてこの取り出された部分をサイドアーム塔の適当な箇所に戻す工程;を含む方法。
IPC (2):
F25J 3/04 104 ,  C01B 23/00
FI (2):
F25J 3/04 104 ,  C01B 23/00 G
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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