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J-GLOBAL ID:200903022208776273

流出スラグの検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 福田 保夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996298175
Publication number (International publication number):1998128526
Application date: Oct. 22, 1996
Publication date: May. 19, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 溶融金属の排出流に混入するスラグを迅速、的確に検知する方法を提供する。【解決手段】 溶融金属の排出流の輝度をCCDカメラで測定して輝度信号のヒストグラムを作成し、判別分析法により背景と溶融金属の輝度レベルに分けるしきい値?@、溶融金属の輝度から溶融金属の輝度分布を正規分布として2σ或いは3σに相当する高輝度側の輝度値をしきい値?A、および〔しきい値?A×2-しきい値?@〕の輝度値をしきい値?Bとして設定し、背景の輝度分布、溶融金属の輝度分布、スラグの輝度分布および異常高温部の輝度分布に分け、各輝度分布範囲内の総度数を計算して、異常高温部の総度数から外乱の有無を判定し、外乱がない場合には最高輝度値と最高輝度の移動平均値との差もしくは比の変化から、また外乱がある場合には溶融金属とスラグの総度数比の変化から、溶鋼の排出流中に流出混入するスラグを検出する。
Claim (excerpt):
溶融金属の排出流の輝度をCCDカメラで測定して輝度信号のヒストグラムを作成し、該ヒストグラムを平滑化して輝度レベルの度数に置換したのち、判別分析法により背景と溶融金属の輝度レベルに分けるしきい値?@、溶融金属の輝度から溶融金属の輝度分布を正規分布として2σ或いは3σに相当する高輝度側の輝度値をしきい値?A、および〔しきい値?A×2-しきい値?@〕の輝度値をしきい値?Bとして設定し、しきい値?@〜しきい値?Aの輝度分布の総度数を溶融金属の総度数、しきい値?A〜しきい値?Bの輝度分布の総度数をスラグの総度数、しきい値?B〜最高輝度レベルの輝度分布を外乱による異常高輝度部分の総度数として算出し、異常高輝度部分の総度数から外乱の有無を判定して、(1) 外乱がない場合は、前記ヒストグラムの最高輝度から任意の画素数の平均値を最高輝度として算出し、経時的に測定される最高輝度値と最高輝度値の移動平均値とを比較演算してその差もしくはその比が急激に増大した時点をスラグ流出開始時点と判断し、(2) 外乱がある場合には、スラグと溶融金属の総度数比の値が設定値を越えた時点をスラグ流出開始時点と判断する、ことを特徴とする流出スラグの検出方法。
IPC (3):
B22D 37/00 ,  B22D 11/16 104 ,  G01N 21/85
FI (3):
B22D 37/00 C ,  B22D 11/16 104 E ,  G01N 21/85 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 特開平1-148457
  • 特開昭62-174314
  • 特開昭52-072309
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