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J-GLOBAL ID:200903022609296908
シート状削出し昆布の製法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
秋元 輝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997230020
Publication number (International publication number):1999056309
Application date: Aug. 26, 1997
Publication date: Mar. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 加工直後の製品の乾燥や経時変化による製品同士の結着を防止し、酸味の持続性及び製品自体の風味を高め、製品価値の向上を図る。【解決手段】 乾燥した帯状原藻昆布10を、乳酸カルシウムが添加された醸造酢もしくは氷酢酸希釈液などの漬け前液Aに浸漬し漬け前する。この漬け前後の帯状原藻昆布10を数時間から数日間静置して水分を浸透させ、酸味が均一になるように寝かせる。この湿潤後の帯状原藻昆布10の表皮を軽くなぞり、その表裏面に付着しているゴミ、砂等を除去した後、所定の長さにカットし、真空乾燥して水分の調整を行なう。乾燥後の帯状原藻昆布10Bの表裏面に結着剤としてのアルギン酸ナトリウム溶液Bを塗布する。この結着剤塗布後の帯状原藻昆布10Cを多数枚均一に重層し圧縮Pして固形化し、この固形ブロック体1を削出し加工装置20に装填し、その圧縮方向P側の表面1aをスライス面にして一方向Xに沿ってカッター21にて削り出す。
Claim (excerpt):
乾燥した帯状原藻昆布を、乳酸カルシウムが添加された醸造酢もしくは氷酢酸希釈液などの浸け前液に浸漬し浸け前する浸け前工程と、この浸け前後の帯状原藻昆布を数時間から数日間静置して水分を浸透させかつ酸味が均一になるように寝かせる湿潤工程と、この湿潤後の帯状原藻昆布の表皮を軽くなぞり、その表裏面に付着するゴミや小砂等を除去して所定の長さに切断する切断工程と、この切断後の帯状原藻昆布を真空乾燥して水分の調整を行なう乾燥工程と、この乾燥後の帯状原藻昆布の表裏面にアルギン酸ナトリウム溶液を塗布する結着剤塗布工程と、この結着剤塗布後の帯状原藻昆布を型枠にて多数枚重層し保形する重層・保形工程と、この重層・保形された帯状原藻昆布をその重層表面より圧縮してブロック状に固形化する圧縮工程と、この固形ブロック体を圧縮状態にて数日間静置して水分が均一化するように寝かせて結着させる湿潤・結着工程と、この湿潤・結着後の固形ブロック体を削出し加工装置に装填しかつその圧縮方向の表面をスライス面にして一方向に沿って削り出す切削工程とからなることを特徴とするシート状削出し昆布の製法。
Patent cited by the Patent:
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