Pat
J-GLOBAL ID:200903024034671291
ビニル化合物を扱う工程でのファウリング防止方法
Inventor:
,
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
湯浅 恭三 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994175219
Publication number (International publication number):1996034748
Application date: Jul. 27, 1994
Publication date: Feb. 06, 1996
Summary:
【要約】【目的】 ビニル化合物の製造、精製、反応、貯蔵、あるいは輸送時に発生するファウリング(汚れ)を防止する方法を提供する。【構成】 ビニル化合物の製造、精製、反応、貯蔵、輸送などの工程で発生するファウリングを抑制するに、従来の重合防止剤の添加に加え、スルフォン酸、 あるいはその塩類を共存させることによる。【効果】 スルフォン酸、あるいはその塩は、重合反応のシード、あるいはシードからの初期重合物に吸着し、これを可溶化、分散させることにより、重合活性を鈍らせ、重合反応の進行を抑制し、重合物の分岐、 架橋を防止することにより、ファウリングの生成を抑制することにより、装置中でのプロセスの流れ良くなり、又熱伝導も良好に保たれ、操作の範囲が広くなり、長期連続運転の可能化、安全操業、製品の収率向上、さらには製品品質の向上も達成できるなど、様々な経済的効果が期待できる。
Claim (excerpt):
ビニル化合物に重合防止剤を添加して処理する工程において、一般式(I)R1-SO3[X]n (I)のスルフォン酸、 あるいはその塩類(式中R1は炭素数4〜32の直鎖,もしくは分岐構造を有するアルキル基、又はアルキル置換ベンゼン核、もしくはアルキル置換ナフタレン核でアルキル基のうち少なくとも1つは炭素数4〜32の直鎖、もしくは分岐構造を有する。Xは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は炭素数1〜22の直鎖,もしくは分岐構造を有する一級、二級、もしくは三級アミン塩で、分子中にヒドロキシル基、もしくはアルコキシル基をもっていてもよい。nは1あるいは1/2である)で表される化合物の少なくとも一種を添加することを特徴とするビニル化合物の前記工程におけるファウリング防止方法。
IPC (14):
C07B 63/04
, C07C 7/20
, C07C 15/46
, C07C 57/075
, C07C253/32
, C07C255/08
, C08F 2/40 MCV
, C08F 20/02 MLP
, C08F 20/18 MLY
, C08K 5/42 KBU
, C07C 69/54
, C07C231/22
, C07C233/09
, C09K 15/12
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
Show all
Cited by examiner (5)
Show all
Return to Previous Page