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J-GLOBAL ID:200903024186964421

人工脂質膜の形成方法とそのための脂質平面膜形成装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 明石 昌毅
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003329667
Publication number (International publication number):2005098718
Application date: Sep. 22, 2003
Publication date: Apr. 14, 2005
Summary:
【課題】 熟練した技術を要せず、安定的に黒膜又は水中に張られる脂質平面膜を形成できる新規な方法及びそのための装置を提供すること。【解決手段】 本発明の脂質平面膜を形成する方法は、第一の室30と、第一の室から隔壁22より隔離された第二の室32とを設けられ、隔壁には、第一の室と第二の室とを流体的に連通する少なくとも一つの小孔24を設け、次いで、第一の室を第一の水溶液50で満たし、第二の室を脂質を含有する有機溶液52で満たし、小孔を介して第一の水溶液と有機溶液とを接触させ、更に第二の室内の有機溶液を第二の水溶液56に置換することにより、小孔を覆う脂質平面膜58を形成することを特徴とする。更に室が流路の一部として構成される脂質平面膜形成装置が開示される。本発明の装置は、脂質膜チップ又は膜タンパク質チップとして利用可能である。【選択図】 図5
Claim (excerpt):
脂質平面膜を形成する方法であって、 第一の室と、該第一の室から隔壁により隔離された第二の室とを設ける過程にして、前記隔壁には、前記第一の室と前記第二の室とを流体的に連通する少なくとも一つの小孔を設ける過程と、 前記第一の室を第一の水溶液で満たし、前記第二の室を脂質を含有する有機溶液で満たし、前記小孔を介して前記第一の水溶液と前記有機溶液とを接触させる過程と、 前記第二の室内の有機溶液を第二の水溶液に置換する過程と を含み、これにより前記小孔を覆う脂質平面膜を形成することを特徴とする方法。
IPC (2):
G01N35/08 ,  G01N37/00
FI (2):
G01N35/08 D ,  G01N37/00 101
F-Term (5):
2G058CC14 ,  2G058DA03 ,  2G058DA05 ,  2G058GA01 ,  2G058GA11
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (10)
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