Pat

J-GLOBAL ID：200903024659017107

加工性,冷間鍛造性に優れた軟質ステンレス鋼板

Inventor： 石川 半二 ,  大塚 雅人 ,  鈴木 聡 ,  田中 秀記 ,  香月 淳一 ,  山内 隆 ,  平松 直人
Applicant, Patent owner： 日新製鋼株式会社
Agent (1)： 小倉 亘
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2002006355
Publication number (International publication number)：2002371339
Application date： Jan. 15, 2002
Publication date： Dec. 26, 2002
Summary：

【要約】【目的】 高加工率での加工,多段加工や冷間鍛造された部位でも割れ発生の少ない成形品を得るに適した軟質ステンレス鋼板を提供する。【構成】 この軟質ステンレス鋼板は、オーステナイト安定指数Md30が-120〜-10,積層欠陥難易度指数SFEが30以上で、析出物に含まれるCuを1.0質量%以下に規制することによりマトリックスの固溶Cuが1〜4質量%に維持されている。好ましくは(C+N):0.06%以下,Si:2.0%以下,Mn:5%以下,Cr:15〜20%,Ni:5〜9%,Cu:1.0〜4.0%,Al:0.003%以下,S:0.005%以下,必要に応じTi:0.5%以下,Nb:0.5%以下,Zr:0.5%以下,V:0.5%以下,Mo:3.0%以下,B:0.03%以下,REM(希土類金属):0.02%以下,Ca:0.03%以下の1種又は2種以上を含む。Md30(°C)=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr-18.5MoSFE(mJ/m2)=2.2Ni+6Cu-1.1Cr-13Si-1.2Mn+32

Claim (excerpt)：

式(1)で定義されるオーステナイト安定指数Md30が-120〜-10,式(2)で定義される積層欠陥難易度指数SFEが30以上で、析出物に含まれるCuを1.0質量%以下に規制することによりマトリックスの固溶Cuが1.0〜4.0質量%に維持されていることを特徴とする加工性,冷間鍛造性に優れた軟質ステンレス鋼板。 Md30(°C)=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr-18.5Mo ・・・・(1) SFE(mJ/m2)=2.2Ni+6Cu-1.1Cr-13Si-1.2Mn+32 ・・・・(2)

IPC (2)：

C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58

FI (2)：

C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (4)

• 軟質オーステナイト系ステンレス鋼
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平8-099554   Applicant：日新製鋼株式会社
• 打抜き後の加工性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平8-270770   Applicant：日新製鋼株式会社
• フロッピーディスクシャッター用オーステナイト系 ステンレス鋼薄板およびその製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-325050   Applicant：日本鋼管株式会社
• 加工割れ感受性の低いオーステナイト系ステンレス鋼及びその製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平9-039027   Applicant：日新製鋼株式会社