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J-GLOBAL ID:200903025292743414

コンクリート用粒状人工骨材の製造法および製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉村 勝俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994303191
Publication number (International publication number):1996133801
Application date: Nov. 11, 1994
Publication date: May. 28, 1996
Summary:
【要約】【目的】 焼却灰や下水汚泥乾燥粉等の溶融スラグから、無害化されかつ緻密に結晶した粒状のコンクリート用人工骨材を製造すること。【構成】 電気溶融炉1を用いて、コークスブリーズを配合した焼却灰等4をサブマージドアーク溶融法により還元溶融し、焼却灰等4中の還元容易なFe・Cr・P等の金属酸化物を還元して溶融銑鉄5を生成する。同時に、ガス含有率が低くSiO2 等を主成分とする溶融スラグ6を溶融銑鉄5上に生成させる。溶融スラグ6の出滓時等の熱放散を抑制すべく短時間のうちに抽出して直ちに水冷壁に向けて飛散させ、水冷壁との衝突によって溶融スラグ6の細粒化を図る。表面が凝固した粒状スラグ7を形成させた後、それが降温しない間に炉体3A内へ集積し、3時間ないし4時間800°Cないし900°Cの温度雰囲気におく。外殻が非晶質化した粒状スラグ7は全体的に結晶して天然砂利に近い骨材となる。
Claim (excerpt):
ごみの焼却灰や下水汚泥乾燥粉等を溶融したスラグからコンクリート用人工骨材を製造する方法において、コークスブリーズを配合した焼却灰等をサブマージドアーク電気溶融法により還元溶融し、焼却灰等中の還元容易なFe・Cr・P等の金属酸化物を還元して溶融銑鉄を生成すると共に、ガス含有率が低くSiO2 等を主成分とする溶融スラグを前記溶融銑鉄の上層部に生成させ、2時間ないし3時間ごとに上記溶融スラグを出滓するにあたり、該溶融スラグからの熱放散を抑制すべく短時間のうちに抽出して直ちに水冷壁に接触させつつ転動させ、溶融スラグの粒化を図ると共に、高温に予熱した砂を被覆させることにより溶融スラグ粒の急冷を防止し、表面が凝固した粒状スラグを篩にかけて混在する砂を除去した後に、該粒状スラグを800°C以下に降温しない間に炉内へ集積し、3時間ないし4時間上記粒状スラグを800°Cないし900°Cの温度雰囲気におくことによって、ガス含有率の極めて低い組織の緻密な結晶化が図られたスラグを生成させることを特徴とするコンクリート用粒状人工骨材の製造法。
IPC (4):
C04B 18/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C04B 18/30
FI (2):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 L
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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