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J-GLOBAL ID:200903026949671377
燃料電池とその製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
下出 隆史 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994251390
Publication number (International publication number):1996088008
Application date: Sep. 19, 1994
Publication date: Apr. 02, 1996
Summary:
【要約】【目的】 電池性能のより一層の向上を図る。【構成】 触媒担持カーボンを高分子電解質溶液と有機溶媒に混合して調製した電極触媒層形成用ペーストを、テフロンシート表面に滴下し、ドクターブレードにより均一厚さのペースト印刷物とする。このペースト印刷物を密閉容器内で静置すると、この静置の間に、触媒担持カーボンはテフロンシート上に沈降積層する。そして、積層の上澄みとして高分子電解質溶液が残る。これを乾燥を経て薄膜形成すると、膜の上面側では高分子電解質量が多くて触媒担持カーボン間の空隙が小さくなり、膜の底面側では高分子電解質量が少なくてこの空隙が大きくなる。この膜は、触媒担持カーボンが積層してなる電極触媒層となり、高分子電解質量が多い側を電解質膜10と密着させ、空隙が大きい側をカソード50と密着させる。よって、電解質膜との界面での水素イオンの導電性を高め、電極との界面での反応ガスの拡散透過性を高める。
Claim (excerpt):
水素イオンの選択透過性を有する固体高分子電解質膜に触媒担持体を積層してなる電極触媒層を密着させ、該固体高分子電解質膜を該電極触媒層を介在させて一対のガス拡散性の電極で挟持した燃料電池であって、前記電極触媒層は、水素イオンの選択透過性を有する高分子電解質で被覆した触媒担持体を積層してなり、前記電極触媒層における触媒担持体間の空隙は、前記触媒担持体を被覆する前記高分子電解質量を前記触媒担持体の積層方向に沿って変えることによって、前記固体高分子電解質膜側より前記電極側で大きくされていることを特徴とする燃料電池。
IPC (3):
H01M 4/86
, H01M 4/88
, H01M 8/10
Patent cited by the Patent:
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