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J-GLOBAL ID:200903028934769934

被処理ガス中の二酸化炭素の処理方法及び吸収液

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松永 孝義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994233387
Publication number (International publication number):1996089756
Application date: Sep. 28, 1994
Publication date: Apr. 09, 1996
Summary:
【要約】【目的】 被処理ガス中のO2によって、アルカノールアミンが酸化劣化されるのを抑制し、被処理ガス中のSO2が吸収液中に蓄積することによって生じるCO2吸収性能の低下を抑制する。【構成】 被処理ガスとして例えばCO2のほかO2、SO2を含む燃焼炉排ガスからCO2を除去する際に、排ガス中のSO2濃度を10〜100ppmの範囲にして、第二アミノ基を有するアルカノールアミン水溶液を用いる事により、アルカノールアミンの酸化劣化を著しく低減できる。SO2が亜硫酸と硫酸として吸収液中に蓄積してCO2の除去率の低下を招いた場合、亜硫酸と硫酸を中和するだけの該アルカノールアミンの補給を行う事によって、活性アルカノールアミン濃度を低下させずに、高いCO2の除去率を維持できる。該アルカノールアミンの補給によって吸収液濃度が増大しても、腐食抑制剤を添加せずに廉価な炭素鋼からなる構造材料の腐食は実質的に進まない。
Claim (excerpt):
二酸化炭素、酸素のほか少なくとも二酸化硫黄を含有する被処理ガスを吸収塔中でアルカノールアミン吸収液と接触させ、二酸化炭素を豊富に含有する溶液とし、引き続き再生塔中に該溶液を循環させて二酸化炭素を加熱放出させ二酸化炭素に乏しい溶液として前記吸収塔中に再循環させることによる被処理ガス中の二酸化炭素の処理方法において、被処理ガス中の濃度が10〜100ppmの範囲にある二酸化硫黄を含有する二酸化炭素を第二アミノ基を有するアルカノールアミン水溶液からなる吸収液として用いて処理することを特徴とする被処理ガス中の二酸化炭素の処理方法。
IPC (4):
B01D 53/62 ,  B01D 53/14 102 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C01B 31/20
FI (2):
B01D 53/34 135 Z ,  B01D 53/34 ZAB
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (3)

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