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J-GLOBAL ID:200903031005944595
有機性廃液の処理装置及び処理方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
特許業務法人コスモス特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005223954
Publication number (International publication number):2007038098
Application date: Aug. 02, 2005
Publication date: Feb. 15, 2007
Summary:
【課題】 薬品を使用することなく有機性廃液などから放流可能な蒸留液を効率良く取り出す有機性廃液の処理装置および処理方法を提供すること。【解決手段】 濃縮機21〜24を複数連続的に接続して蒸発と凝縮とが多工程で実行される多重効用缶が構成され、前工程の濃縮機で発生した処理対象液の蒸気が後工程の濃縮機の蒸発缶内に供給され加熱源として伝熱管に送り込まれ、前工程の濃縮機で蒸発しなかった処理対象液の残渣が後工程の濃縮機に処理対象液として供給され、処理対象液の蒸気が送り込まれる濃縮機は、蒸気が高温側と低温側との2段階で凝縮するものであり、第1の濃縮機で蒸発した蒸気を凝縮させる第2の濃縮機で得られた低温側の蒸留液をアンモニア水として採取し、最後の濃縮機で凝縮した高温側の蒸留液を浄水として採取し、その他の箇所で凝縮した蒸留液を前工程の濃縮機に戻すように接続されたもの。【選択図】 図2
Claim (excerpt):
有機性廃液やその有機性廃液に対して一定処理を施したアンモニアなどを含む処理液などの処理対象液について、その処理対象液を蒸発させた蒸気を凝縮してアンモニア濃度の低い浄水と高濃度のアンモニア水とを分離して取り出すようにした有機性廃液の処理装置において、
蒸発缶内に供給された処理対象液が加熱蒸気の送り込まれた伝熱管に触れて蒸発し、その伝熱管に送り込まれた加熱蒸気が潜熱を奪われ凝縮して蒸留液となるようにした濃縮機を複数連続的に接続し、各濃縮機における蒸発と凝縮とが多工程で実行される多重効用缶が構成され、
前工程の濃縮機と後工程の濃縮機とは、前工程の濃縮機で発生した処理対象液の蒸気が後工程の濃縮機の蒸発缶内に供給された処理対象液を蒸発させる加熱源として伝熱管に送り込まれ、前工程の濃縮機で蒸発しなかった処理対象液の残渣が後工程の濃縮機に処理対象液として供給されるよう接続され、
処理対象液の蒸気が送り込まれる濃縮機は、蒸気が高温側と低温側との2段階で凝縮するものであり、第1の濃縮機で蒸発した蒸気を凝縮させる第2の濃縮機で得られた低温側の蒸留液をアンモニア水として採取し、最後の濃縮機で凝縮した高温側の蒸留液を浄水として採取し、その他の箇所で凝縮した蒸留液を前工程の濃縮機に戻すように接続されものであることを特徴とする有機性廃液の処理装置。
IPC (3):
B01D 1/26
, B01D 1/28
, C02F 1/04
FI (3):
B01D1/26 A
, B01D1/28
, C02F1/04 D
F-Term (11):
4D034AA26
, 4D034CA14
, 4D076BA08
, 4D076BA35
, 4D076BC02
, 4D076BC21
, 4D076CD32
, 4D076DA03
, 4D076DA25
, 4D076DA36
, 4D076HA06
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
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有機性廃棄物の処理方法及び装置
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2001-313553
Applicant:川崎重工業株式会社
Cited by examiner (4)