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J-GLOBAL ID:200903031300926957

液体形態のプロトン伝導体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998529517
Publication number (International publication number):2000508114
Application date: Dec. 30, 1997
Publication date: Jun. 27, 2000
Summary:
【要約】本発明は、下記の成分(a)と(b)の混合物を含んだ液体形態のプロトン伝導体に関する:(a)式〔式中、Z1、Z2、Z3、およびZ4は同一でも異なっていてもよく、それぞれが基-N=または-C(Yi)=(式中、Yiは、水素原子、1〜20個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基もしくは枝分かれ鎖状アルキル基、1〜20個の炭素原子を有するフルオロアルキル基、または1〜20個の炭素原子を有するオキソアルキル基もしくはアザアルキル基である)であり、但しこのとき、基Z1、Z2、Z3、およびZ4の少なくとも1つおよび多くとも2つが-N=であり、2つの隣接炭素原子が必要に応じて水素化されており、窒素ベース物質が必要に応じてポリマーネットワークの一部であり、X-は、式RFSO3Hのスルホン酸、式(RFSO2)(R'FSO2)NHのスルホンイミド、および式(RFSO2)(R'FSO2)CH2もしくは式(RFSO2)(R'FSO2)(R"FSO2)CHのメチリドからなる群から選ばれる酸から誘導されるアニオンであって、このときRF、R'F、およびR"Fはそれぞれ、基F(CF2)n-を表しており、nは0〜6であり、酸は必要に応じてポリマーネットワークの一部である〕で示される窒素ベース物質の酸付加塩;および(b)式〔式中、Z1、Z2、Z3、およびZ4は前記の意味を有し、窒素ベース物質は必要に応じてポリマーネットワークの一部である〕で示される窒素ベース物質;このとき成分(a)と(b)は25°C未満の融点を有する組成物を形成するような割合にて存在する。本発明のプロトン伝導体は、種々の電気化学系において液体電解質、ゲル電解質、またはポリマー電解質として有用である。
Claim (excerpt):
成分(a)式 〔式中、 Z1、Z2、Z3、およびZ4は同一でも異なっていてもよく、それぞれが基-N=または-C(Yi)=(式中、Yiは、水素原子、1〜20個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基もしくは枝分かれ鎖状アルキル基、1〜20個の炭素原子を有するフルオロアルキル基、または1〜20個の炭素原子を有するオキソアルキル基もしくはアザアルキル基である)であり、但しこのとき、基Z1、Z2、Z3、およびZ4の少なくとも1つおよび多くとも2つが-N=であり、2つの隣接炭素原子が必要に応じて水素化されており、窒素ベース物質が必要に応じてポリマーネットワークの一部であり、 X-は、式RFSO3Hのスルホン酸、式(RFSO2)(R'FSO2)NHのスルホンイミド、および式(RFSO2)(R'FSO2)CH2もしくは式(RFSO2)(R'FSO2)(R"FSO2)CHのメチリドからなる群から選ばれる酸から誘導されるアニオンであって、このときRF、R'F、およびR"Fはそれぞれ、基F(CF2)n-を表しており、nは0〜6であり、酸は必要に応じてポリマーネットワークの一部である〕で示される窒素ベース物質の酸付加塩;および 成分(b)式 〔式中、Z1、Z2、Z3、およびZ4は前記の意味を有し、窒素ベース物質は必要に応じてポリマーネットワークの一部である〕で示される窒素ベース物質;の混合物を含み、このとき成分(a)と(b)が25°C未満の融点を有する組成物を形成するような割合にて存在する、液体形態のプロトン伝導体。
IPC (3):
H01B 1/12 ,  G02F 1/15 508 ,  H01B 1/06
FI (3):
H01B 1/12 Z ,  G02F 1/15 508 ,  H01B 1/06 A
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1) Cited by examiner (1)

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