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J-GLOBAL ID:200903031855727216

相対測位装置および相対測位方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小森 久夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995278682
Publication number (International publication number):1997119972
Application date: Oct. 26, 1995
Publication date: May. 06, 1997
Summary:
【要約】【課題】整数値バイアスの初期値が間違っていた場合や途中でサイクルスリップが生じていた場合でも、それまでの計測データを有効に利用することができる移動体の測位装置および方法を提供する。【解決手段】既知点に設置される固定局1と未知点を移動する移動局2とで連続して相対測位を行い、測位演算に用いた生データ(時刻データ,衛星位置データ,波数の積算値など)を保存しておく、測位演算の結果、大きくなってきたとき、整数値バイアスの再設定を行い、そのときの測位演算を再実行するとともに、保存しておいたデータを読み出して過去にさかのぼって測位演算をやり直す。【効果】これにより、整数値バイアスの設定が誤っていた場合や、サイクルスリップが生じていた場合であっても、それまでの計測を無駄にすることなく、正確な位置データを算出しなおすことができる。
Claim (excerpt):
既知点に設置される基準局と、未知点に設けられる測位局と、からなり、前記基準局および測位局の両方に、複数のGPS衛星からの繰り返し信号を受信する受信手段と、受信した繰り返し信号の繰り返し回数を積算する積算手段とを有するGPS受信装置を設け、前記基準局または測位局に、前記繰り返し回数の整数部の初期値を記憶する初期値記憶手段と、基準局および測位局で積算された前記繰り返し信号の繰り返し回数および前記初期値を用いて測位演算を行い未知点の位置データを繰り返し算出する算出手段と、算出された位置データおよび少なくとも前記測位演算に使用される測位演算用データを記憶する手段と、算出された位置データに基づいて求められた未知点・GPS衛星間の距離と前記繰り返し回数の積算値に基づいて求められた未知点・GPS衛星間の距離とを比較する比較手段と、これらの差が一定以上であったとき、前記初期値を再設定するとともに前記記憶した位置データおよび測位演算用データを読み出して過去にさかのぼって測位演算をやりなおす再演算手段とを備えたことを特徴とする相対測位装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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