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J-GLOBAL ID:200903032294141736

特殊な反応剤を用いる材料の高温かつ超臨界水の酸化の方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997533687
Publication number (International publication number):1999513913
Application date: Mar. 19, 1997
Publication date: Nov. 30, 1999
Summary:
【要約】本発明は、ハロゲン化有機化合物からなる群から選択される材料を、環境的に受容可能である化合物、または従来の処分システムによるさらなる分解により環境に受容可能な生成物を生成し得る化合物に分解するためのプロセスであって、以下を包含するプロセスに関する:(a)材料の水溶液または水性スラリーを、その材料の分解の温度および圧力に耐え得る反応ゾーンに運搬する工程;(b)上記反応ゾーンにおいて、上記材料を、約300〜600°Cの間の水熱酸化条件、および約10〜400気圧の圧力下で、0.01〜120分間、この材料を分解するのに有効な量の反応剤としての水性炭酸ナトリウムと接触させる工程であって、上記特殊な反応剤(炭酸ナトリウムのような炭酸塩)は、上記反応条件において、雰囲気条件での溶解度と比較して約10%以下の水溶性塩として存在し、この特殊な塩は、媒体中で本質的に固体として存在し、そして、酸化は不均質な条件下で起こり、上記プロセスは、気体状オキシダントの存在下で起こり、このオキシダントは、材料の約0.01〜50重量%の間の量で存在する;(c)材料の99%以上の分解物を生成するか、あるいは99%以上の材料を、環境的に受容可能な化合物またはさらなる分解に供され得る化合物に転化する工程;ならびに(d)必要に応じて、工程(c)で生成した化合物を、反応により、環境的に受容可能な生成物にさらに分解する工程。好ましくは、上記特殊な反応剤は炭酸ナトリウムであり、そして上記オキシダントは酸素または空気である。好ましくは、上記ハロゲン化有機化合物は、ポリクロロビフェニル、ポリブロモビフェニル、モノ-クロロジベンゾダイオキシン、またはポリ-クロロジベンゾダイオキシン化合物である。
Claim (excerpt):
有機化合物、無機化合物、およびそれらの組み合わせ物からなる群から選択される材料を、環境的に受容可能である化合物、または従来の処分システムによるさらなる分解により環境に受容可能な生成物を生成し得る化合物に分解するためのプロセスであって、以下の工程(a)および(b)を包含するプロセス: (a)分解されるべき該材料の水溶液または水性スラリーを、分解の温度および圧力に耐え得る反応ゾーンに運搬する工程;および (b)水の存在下で、該材料を、熱または超臨界水の酸化条件下で、該材料を分解するのに有効な量の固体としての特殊な反応剤と接触させる工程であって、該条件が、約300〜450°Cの間の反応温度および約10〜400気圧(約1〜40.5 MPa)の反応圧力を含む、工程 ここで、該特殊な反応剤は、該熱または超臨界水の酸化条件にて、少なくとも約90%が水性媒体に不溶性であり、かつ分解時に生成されるいかなる酸性気体をも中和するように反応され、 該接触工程は、気体状オキシダントの存在下にて、該材料の約99%以上を、環境的に受容可能である化合物に転化するか、またはさらなる分解に供され得る化合物に転化するのに十分な時間で行われる。
IPC (4):
A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/08
FI (5):
A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 Z ,  C02F 11/08 ,  B09B 3/00 304 H ,  B09B 3/00 304 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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